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ナイトライフ マスター!?

投稿日:2008年9月12日 更新日:

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タイ随一の歓楽街とも言われるパタヤに住んで、もう結構な年数になる。だが、最近では、もう、夜飲みに出歩くことはあまりない・・。昔は、連日連夜、ナイトライフ万歳!の夜遊びしまくり。半ばモンキーマシーンなお盛んボーイだったわけだが、所詮は若気の至り。今は、もう全く興味がない・・というか、飽きてしまった・・というのが実感である。もう、おっさんか?汗)

それでも、友人、知人がパタヤに遊びに来れば、バービアにGOGOバーにと夜の街へ出かけることになる。好きなアルコールを片手に、若いチャンネーでも拝みながら、仲間とワイワイ雑談に興じる・・。それは、今の僕にとって、日本の居酒屋やショットバーで飲んでいるのと同様の感覚である。たとえ目の前で、ビキニレディが艶かしく踊っていても、開けっぴろげな裸娘たちがムチでSMショーを繰り広げていても、それは、視界に入ってくるただの風景、半ば日常的な空間。いわゆるBGMのような存在、、それ以上、僕の本能を刺激することは皆無に等しい。そう、僕の感覚神経は、すでに、このパタヤの非日常的な空間に汚染され、、麻痺してしまっているのである・・ほろ苦)。

だから、「ハローウェルカム~♪」とレディに声をかけられるのは、男としては嬉しいが、本音を言えば、「俺のことは、ほっといてくれぃ・・」というのが心情。僕は、ただ、若い娘や周りの助べえファラン(外人)を、酒の肴に眺めながら、仲間と私語を楽しみたいだけなのである。 やっぱり、、おっさんか?汗)それでも、、言い寄ってくる女はいる。「ドリンクを奢ってもらいたい・・」。「チップが欲しい・・」。こっちも、そういう店に客として入っている以上、文句は言えない。

だから、その応対方法が、僕の悲痛な悩みともいえる。ただ、タイの夜遊び好きの中にも、興味のないレディが言い寄ってきたとき対処に困っている人がいるのでは?そんなわけで、アグレッシブな夜の女たちを上手にさばく解決法を、ちょっぴり考察してみよう。(ヒマ人・・)

レベル1(初級編)
◆言い寄ってくる女
特にGOGOバーでは、オフされなくてもドリンク代とチップだけで稼ぐことが出来るし、店の売り上げにも繋がるわけで教育も充分。だから、ちょっとでも隙を見せれば、「ハロ~」と声をかけられることになる。バンコクのように、すぐにドリンクを強請られれば、「ノーサンキュー」とか「ソーリー」と一言。タイ語だったら「マイアオ(いらない)」。これで、だいたいは片がつく。でも、賢いレディになると、もちろん、自己紹介から云々・・と、スライムのような話術でマイスペースに侵入し、徐々にドリンクへと漕ぎつけていくもんだから、全くもってタチが悪い。とはいえ、「ハロ~」と言われて、「ノーサンキュー」と返せば、明らかに会話としてはおかしい。

というわけで、自分の興味のないレディが寄ってきたら、とにかく、「フルしかと!」。そっぽを向く、気づかないふりをする。話しかけられても、聞こえないフリ・・。これに限る。冷たい仕打ちのようにも見えるが、最も手っ取り早い手段である。それでも強引なアグレッシブ・レディはいるわけで、そんなときも、とにかく無心で!!自分を「物言わぬ人形・・」へと変身させてみよう。

レベル2(中級編)
◆しつこい女
GOGOバーと違いバービアでは、客がカウンター越しにレディと向き合って座るわけで、無視するのは至難の業。必然と声をかけられる頻度も増してくる。でも、全く興味もない女とは別に話したくもないし、好きでも何でもない女にドリンクを奢る気にはなれない・・。とはいえ、「アンタには興味ないから・・」と、いきなり言うのも気が引けるし、雰囲気も悪くなる。「いや、女は要らないから・・」と言っても、「アナタはホモか?」と返してくるし、、「いや、奥さんいるから・・」と言っても、「バレなきゃいいじゃん!」なんて平気な顔をする女もいる。夜の世界でたくましく生きる女たちは、何とも自己チューな連中とも言えるのである・・汗)。

というわけで、適度な相槌をうつ・・ぐらいの応対術が、先ずは必要となってくる。また、バービアには、客とレディを結ぶ架け橋、いや最終兵器・・。「四つ並べ」、「ジャックポット(サイコロ)」、「ジェンガ」などのゲームがある。一緒にゲームに興じれば、数分後には→ドリンクという半ば、暗黙の了解にもなっている。だから、興味もないレディとゲームをするのは、止めておいたほうが得策と言えよう。

レベル3(上級編)
◆諦めない女
それでも、客の少ない店や、酒に酔った女、ミス厚かましいベテランともなると、ここぞとばかりに、脅威のハゲワシ・アタックで、たかってくるのが日常だ。そして、このレベルになると、「しかと」も「NO!」という言葉も全くもって意味をなさない。そう、、彼女らは、それ以上の図太さを武器に、ズカズカと土足でマイホームに上がりこむジャイ子のような性格だからである。それは、とっても強引な新聞勧誘や、ヤクザな訪問販売員を連想させもする。そんなわけで、その手の人種には、言葉巧みにあしらう・・といった対応が功を奏すようだ。「ハロー、フェア・ユー・カム・フロム?」。もう、何度耳にしたか分からない、聞き飽きたセリフ。そして、行く先々で、同じ自己紹介の言葉を並べる。もう、ウンザリ最上級。

というわけで、、そんな僕が、最終的に行き着いた答えが、、「会話をしているようで、会話になっていない会話・・」である。相手に主導権を握らせない会話、そして、相手にしていないわけでもない会話。何かややこしく聞こえるが、実践は簡単!要は、適当なウソを並べればいいわけである。矛盾したアホ、適当な野郎を演じればいいわけである。

例えば、、「フェア・ユー・カム・フロム?」と声をかけられたら→「ホテル」と答える。すると、彼女は「ノーノー、ホワット・ユア・カントリー?」と尋ねてくる。「マイ・カントリー?ベトナム・・」とウソ吹いてみる。「ハウ・ロング・ユー・ステイ?」と滞在期間を聞かれれば→「10イヤー」。「ホワット・ユア・ネーム?」ときたら→「トニー」と外国人の名前。「プレイ・ゲーム?」と聞かれれば→「イムレェオ(お腹いっぱい)」と勘違いな返答。

コツは、とにかく自信満々にウソをつきまくり、そして、つらぬき通すこと!!会話をはぐらかすとも言えるが、その間、笑顔の一つでも浮かべることが出来たら完璧だ。すると、だいたいのレディは、冗談でも相手にされているような、でも小バカにされているような何とも言えぬ微妙な居心地の悪さを感じ、そのうち苦笑いとともに、姿を消すことになる。(マジ)ワケが分からない会話。ややこしいことが嫌いなタイ人には、うってつけの手段なのである。(多分)と、グダグダな長文になってしまったが、ナイトライフ好きな人は、ぜひ試してみタイ!?(ちょっとマニアックだったか・・)

パタヤ夜遊び(ナイトライフ)

 

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