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タイに恋するオトコたち

投稿日:2008年10月14日 更新日:

タイでは、どこにでも「欧米」や「外国」というものが、ごく普通に転がっているし、溶け込んでいる。都会の街角では、タイ語とともに、英語表記の看板がそこかしこで踊っている。バンコクに行けば、パタヤの街を歩けば、欧米人とタイ人女性のカップルなんて、どこにでもいる。タイのテレビをつければ、欧米人とのハーフらしき芸能人をよく目にする。恋愛ドラマでは、外国人(金)とタイ人彼氏(愛)に揺れる女性心を描いた設定のものを見かける。歓楽街では、世界各国の男たちが、鼻の穴をフンフン広げながら、夜の女に愛嬌を振りまいている。

ホテルのロビーでは、デパートでは、タイマーサージでは、レストランでは、銀行では、カフェの店員を捕まえては、、世の男たちが、一様に、タイ人女性を口説こうとしている。デートの約束を取り付けようと奮起している。何とか電話番号を聞きだそうと頑張っている。タイの田舎に行けば、そんな光景は見かけない。あるのは農村ばかりで、田んぼに、山に、川に、寺に、土の道路に、牛に、鶏に、犬に、ヒマそうな人々に、宴会好きな酒好きに、キャピキャピ子供のように遊ぶ若者に・・と、、とにかく、のどかな光景が広がるばかりだ。

ただ、タイには、「欧米」が溢れている。「外国人」を受け入れる寛容な土壌が、公然と広がっている。では、一般的に見て、タイ人女性は、外国人男性のことが好きなのだろうか?恋愛や結婚相手の対象なのだろうか? いやいや、そんなことはない。彼女たちは、タイ人男性が好きなのだ。間違いなく、それが普通で一般的だ。金持ち階級はそれ相応の相手を求めるし、中華系は中華系だし、若者は愛を貪るし、夜の世界の女はとにかく金が欲しいし、田舎の人はやっぱり田舎が好きだし、もうタイ男の浮気にウンザリな女は外国人を求めるし、安定した収入源よ・・とばかりに小金持ちタイ人オッサンのミアノイ(妾)になるのもいるし、小遣い&彼氏探しにとディスコや出会いの場に行くのもいるし、、と、挙げればキリはないのだろうが、とにかく、基本的にタイ人が、タイ人を好きなのはごく当たり前のことだ。

ただ、タイでは、どこにでも「外国」や「外国人」というものが、自然に存在する。だから、エロであれ、歓楽街であれ、旅行先の街角であれ、デパートであれ、ホテルであれ、レストランであれ、タイ語学校であれ、留学先の大学であれ、駐在の企業先であれ、現地の工場であれ、上司に誘われたカラオケクラブであれ、、「外国人」と「タイ人」という出会いのチャンス(機会)は、ごく普通にありふれている。(うーん、、ワケの分からん話になってきた。ま、とにかく続けてみよう・・)

特に、タイ人は、「外国人」に対して寛容だ。接待や接客などサービスを提供する場で働くタイ人ともなれば、更に、好意的だ。いや、もっと大げさに言えば、タイ人は、他人に対して開けっぴろげで、社交的だ。一般論でもあるが、とにかく、第一印象から好戦的なタイ人など、あまり見かけない。常夏の暑さがそうさせるのか。南国に生きる人々の特性なのか。それは分からない。ただ、タイには、のんびりと束縛感のない、誰にでも寛容な空間がどこにでも広がっている。だから、タイを訪れる人々は、タイの居心地のよさに参ってしまう。屈託のないタイ人の微笑みと、子供のようなバカさ加減に、飽きれ苦笑を浮かべつつも、結局、最後には、癒されているのである。そう、、その人そのもの、人間そのものを、自然と解放感へ導く空間。それが、タイだし、タイ人の特質なのかもしれない。(と思う)

だから、世界の人たちは、タイに恋をする。そして、タイ人に恋をしてしまうのではないか。特に、タイの夜遊びを知り、覚え、遊び、はまった世界の男たちは、いつまでも、後を絶たない。ネットや掲示板の情報に踊らされながらも、擬似恋愛だとは思いながらも、恋をし、愛し、、そして、タイ人女性との国際結婚へと足を踏み入れるヤカラも、後を絶たない・・。タイ人は、いたって単純だ。(そのほとんどが・・)観光客だと思い、騙そうと思っていれば、すぐにボロを出す。だが、気を許せば、許されれば、喜怒哀楽を、いつでも、どこでもストレートに出してくる。だから、その裏表のなさに、男たちは時に戸惑い、逆に、いっそう、のめり込むことになる。

ただ、観光で訪れた「外国人」にとって、タイとは自分の国ではない、いわば「特別」である。しかし、タイ人にとって、「外国人」は特別でもなく、どっちかと言うと、その辺に転がっている「普通」である。男たちは、自ずと、自分にとって「特別」なタイを求めている。タイ人を「特別」なものとして捕らえている。タイが醸し出す、包み込むような穏やかな空間、そして、気さくだが、じゃじゃ馬なタイ人の「特別」さに、魅了されていく。だが、タイ人は、楽観主義者のようでもあるし、現実主義者のようでもある。男たちは、想像と空想の中のタイ人、そして、ネットでかき集めた情報を元に、都合のいい部分・悪い部分だけで、タイ人を判断し、特別視する。だが、タイ人は、観光で遊びに来た(仕事で来た)男たちの「特別」な部分のみをごく「普通」のことのように捕らえ、単純に想像しているだけだ。今という現実、今の状態。その人のタイにおけるリアル(現状)にのみ反応し、接してくるのである。タイやタイ人が持つ「特別」さ。その南国の高揚感と、フワフワした気持ちに乗せられて、男たちは、恋をし、国際結婚を決意する・・。そして、後に、タイという、タイ人というリアル(現実)に徹底的に打ちのめされることになる。

でも、タイにとって、タイ人にとって、それは「普通」のことなのである・・。うーん、、全くもって、むずがゆい支離滅裂な散文になってしまったが、そんな感じ・・。タイが好きになる。タイ人に恋をする。そして、結婚する。それは各個人の自由だし勝手だ。ただ、「特別」な気分だけで、足を突っ込んでしまうと、あとで、びっくりたまげることもある。そう、、タイとかタイ人は、単純だからこそ、逆に、複雑で難しかったりもするのである。ただ、、肝心なことは、タイを知る。タイ人を知る。本音で語る。接する。いや、、タイを体験する。実感する。体感する。そんなところだ。すると、その人なりのリアルタイランドが見えてくるのではないか?

タイにおいて、タイ人に対し、あれこれ考えても意味はない。(ま、この文自体が考えてるわけだけど・・汗)あやふやな矛盾は、どこにでも存在するし、、よくよく見れば、単純でもある。ただ、、とにかく、タイを(タイ人を)タイ験する、そして、タイ感する。それだけが、正解への近道であるようにも、思う。うーーん、、全く、何の話か分からなくなってしまったが、そんな感じ。(って、どんな感じよ・・汗)

タイ人と恋愛~国際結婚

 

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