パタヤは、今、ソンクラーン真っ只中。街に繰り出すと、あちこちのバービアからはタイレディとファラン（欧米人）の水掛けバトルの模様が、垣間見える。そんな街の喧騒をよそに、昼過ぎ、久しぶりに、ナクルアビーチ（北パタヤ）に行ってみた。ホテルやコンドミニアムが建ち並ぶプライベートビーチにちょっくらお邪魔。
デッキチェアに座り、ビールでも頼んで、あまりひと気のないビーチでまったり～。今日の空は、どんより分厚い雲と、筋状の雲が入り混じり、何か幻想的。じっと目を凝らしてみると、動物に見えたり、はたまた、大きな船にも見えたりして。今日は、たいそうなサンセットが見れそうだ・・と、じっくり腰をすえてみる。
夕暮れ時が近づくにつれ、徐々に、地平線を黄色に染め始める太陽。そして、いつのまにか、空に浮かんでいた雲も、赤く色づいていく。
6時を半分ほど回ったところで、ようやく地平線の彼方に沈み、消えていく太陽。しかし、その後の様相が、更に圧巻だった。
空を、神々しく赤みを帯びた黄金色に変化させては、いまだ尚、その力を増し増していく太陽の光。あの向こう側には、何か天竺のような桃源郷でもありそうな面持ち。それは、まさに、生命の神秘を、目の当たりにしたかのようでもあった。いや、、いい夕日に巡り合えた一日であった。
