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のんびりタイ人とハイテク時代

投稿日:2010年10月20日 更新日:

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先日行われたサッカー日本代表の国際親善試合(新生ザックJAPAN!!)見たいなぁと思ってチャンネルを回していたら、韓日戦をKBSワールドが生中継(LIVE放送)していた。ハングル語放送だったが、タイのテレビで日本戦の試合を見れるなんて滅多にないことなので、こりゃラッキーと思って観戦したのだが、ふとNHKワールドの寂しい現実=意味のない(?)英語放送&垂れ流しの番組プログラムばかり(再放送多し)を思い返して、何とも切ない気分になってしまった。最近では、ロシアチャンネルも増えてきたようだが、もちろん全てロシア語で、海外滞在先の同胞に向けた放送である。なぜNHKワールドも、その他の国同様に自国語放送(&英語字幕)にしないのだろう。それが一番みんなに優しいシステムだと思うけどなぁ・・。

と、そんなことが書きたいのではなかった、その数少ないNHKワールドの番組のうち、僕がふとチャンネルを回したとき、何かしらの特集(日本語放送)をやっていると見入るわけだが、(先日)アジアのビジネス戦線みたいな番組をやっていた。その中で、車の部品工場を起業した新鋭タイ人若手社長が、中国・日本企業を相手に対等に取引~渡り合うみたいな内容だったが、面白いな・・と思ったのは、確かにそのタイ人若手社長は、どこぞのボンボンらしく小成金な印象で、海外留学経験もありそうなほどビジネス英語を操り、何事も金銭で解決しそうな感じの(一見)ヤリ手の青年実業家といった様相だった。(まさに最近のバンコクビジネス戦士?)

だが一方で、現場である工場に目を向けてみれば、タイ人の従業員たちは、どちらかと言うと、のんびりアルバイト感覚。納期を守ることだけでも必死な雰囲気で、そこで作られる部品に精密さを追求するといった価値観はほぼ皆無である。それでも、今の時代というもの、最新のオートマチックマシン(機械ロボット)を導入し、コンピューターでの操作というわけだから、きちんとシステムさえ組めれば問題ないだろうという考えである。しかし、言わずもがな、その機械を操るのは人間である。番組内では、頭を抱える日本からの技術者たち(顧問)の様子を伝えていた。

それは、タイ人が仕事に対して(総じて)意欲的ではなく、基本的な技術・知識量も少ない。同じミスを繰り返しても、そのミスの原因すら理解出来ていない。失敗すると予め忠告しても、彼らは自分たちが今までやってきたやり方を変えようとしない。日本の最新技術を授けたくても、彼らのやり方(考え方)を一から(根底から)覆さないと土台無理な様子だった。そのギャップたるや如何なるものや・・。(アメージング!)

(先日)パタヤのローカル局(ソフォンケーブルTV)が、日本映画【崖の上のポニョ】をタイ語の吹き替え版で放映していた。そして、相変わらず1枚目のディスク(VCD)を流し終わったあと、いつものディスクチェンジタイム。1分、2分・・と経過してもクロミ画面は続く。全くもって、日本だったら放送事故なレベルだが、タイ嫁いわく、スタッフがトイレにでも行っているんだろうとのこと。(マジかよ・・) そして数分後、、ようやく始まったかと思ったら、この期に及んで「そのままお待ちください」画面。(遅っ!!) ディスク2に切り替わり放送が再開されたのは、およそ3分を過ぎた頃だった・・。(唖然・・)

そう、結局のところ、タイ人にハイテク化は適合しない。タイ人にシステマチックは似合わない。ああ、時代は移り変わり、やれITだのインターネット産業だの3DだのiPhoneだのと巷は騒いでいる様子だが、南国の穏やかな気候と、そこで生まれ育った人間の性質は簡単には変わらない。いや、ずっと変わることなどないのだ・・。彼らにとっては仕事(働く)という価値観すらも、自分のサバイ(快適)に比べれば、取るに足らない人生の一つの事象なのである。グダグダと照りつける太陽の下、南国の住人はダラダラするのみである。彼らの中に、日本の雪国のような根性とか我慢といった価値観は到底存在しない。それはきっと自然(環境)の法則みたいなものなのだろう。

「サバイディーマイ?」。彼らはいつでも自分がサバイであるか!?に忠実に生きている。(多分)

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