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タイ北部チェンマイぷらり旅2012―Vo.4

投稿日:2012年6月29日 更新日:

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■5/29(火) チェンマイ郊外―ドイインタノン国立公園、滝、王族寺院
チェンマイ四日目。この日もレンタカーで郊外観光へ。チェンマイ市内から約100キロほど南西にあるドイ・インタノンへ行くことにした。以前に一度現地ツアーで行ったことがあり、タイ最高峰の山で久々に行きたいと思っていた場所である。とは言え、当日の天気は重々しい雲が空を覆う不安な立ち上がり。結構な距離だけに予定変更も頭を巡ったが、この日は最終日というわけで、あとは山の神様に祈るばかり・・と曇天決行とあいなった。

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車を走らせることおよそ2時間、ドイ・インタノン国立公園に到着。麓入口で入場料を払い、敷地内に入ると、ますます雲行きは怪しくなる一方だが、中腹にあるワチラターンの滝へ。と、昨晩降った雨のせいか、水はにごりがちで泥水入り混じる様相・・。以前に来た時は澄み渡る流れと水しぶき、それに反射して出来た鮮やかな虹(レインボー)光線が煌く、まさに自然の生み出す造形&ナチュラルマイナスイオン空間ってな雰囲気だったはずだが、今回はただ小雨降りしきる中、濁流マイナスイオンを感じることになってしまった。(やはり雨季にタイ北部はアンタラーイなのである・・)

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すっかり山の天候はドンヨリと不安感を掻き立てる一方で、小雨と霧模様に包まれる中、ようやく頂上に到着すると、幾分、空にも太陽が覗き始める。頂上付近には軍施設があり、国境付近を守る軍事レーダーもある。タイ最高峰地点、標高(海抜)2565Mのサインボード、記念碑(石碑)などを参拝しチョクディー(幸運)祈願~♪

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「THE HIGHEST SPOT IN THAILAND」、タイ最高峰地点を示すサインボード。

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ドイ・インタノン・ナチュラルパーク(国立公園)頂上にある記念石碑。

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標高(海抜)2565.3341Mの表示(サインプレート)。

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刻印の周りにはチョクディー(幸運)祈願のお賽銭・・。

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頂上周辺は幾分冷え込み、高地特有の木々や植物、そして苔(こけ)が周囲を覆う。

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頂上付近のこの日の最低気温は9℃。平均マイナス8~12℃ということだから、幾分暖かい日ということだったのだろう・・。そして、昼食タイムにと持参していたアンパンを出すと袋は気圧でパンパンに膨れ上がっていた。心無しかパン生地も膨れて美味!?

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ひと休憩して下山~行きがけ濃霧で見失っていた山の中腹にあるキング&クイーンの寺院参拝へ。ここには現国王ラマ9世とシリキット王妃のために建てられた記念仏塔、通称ツインパゴダが建ち並ぶ有名スポットである。そして再び不安なドンヨリ空模様も、天への快晴祈願が通じたのか、見学時には数十分ほど空は不思議と晴れ渡る―。

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現国王ラマ9世の記念仏塔(ドイインタノン国立公園)。

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シリキット王妃の記念仏塔(ドイインタノン国立公園)。

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仏教絵図レリーフ(ドイインタノン国立公園)。

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ラマ9世の記念仏塔裏の庭園(ドイインタノン国立公園)。

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ラマ9世の記念仏塔からの眺望(ドイインタノン国立公園)。と、そんなわけで、何とか晴天の中、参拝終了。そして、帰還時にはカレン族(首長族)の村に寄って帰るつもりが、道を間違え極端な山道アップダウンをつき進むこと約20キロ、ごく普通の山岳民族の村へ到着・・。ま、それでも何か記念に足跡を残すためにもと、名前は知らない民族によるハンドメイド製(シルク生地)の衣服&壁掛けを購入。その後、日が暮れる6時過ぎにはチェンマイ市内に帰還。何とか自然を満喫できた一日となった。

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■5/30(水) チェンマイ→バンコク帰還
ホテルにて最後の朝食ビュッフェを食べると、朝9時過ぎにはチェンマイ空港へ。行きと同じくオリエントタイ【ChiangMai 10:30発→BKK 11:40着】であっという間にバンコクへ。その後バンコクに3泊程してパタヤに帰還、ちょっとしたタイ北部への旅を終えたのだが、やはり「チェンマイは落ち着く・・」の一言に尽きる。街中は幾分発展していて物価も安い、人々ものんびり穏やかだし、何しろパタヤのように猥雑な気が満ちていない閑静な空間。ワット(寺院)も街中に溢れるほどあるし、ちょっと足を伸ばせば大自然を満喫できる環境。高地だけに飯も美味いし野菜も新鮮。老後の年金生活者などロングステイでチェンマイの人気が高いのも頷ける。

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とは言え、パタヤにもう飽きたのかと言うと、やはりパタヤも住むには快適な街なのだ。そして、僕自身、幾分快適で便利な土地を求めているということだろうか。タイ北部好きな僕がチェンマイ移住をためらう理由は大変であろう雨季、あとは友人知人が訪タイした際にあまり会えなくなるであろうという二点だけ。ついでに言えば、大量の荷物を移動する作業=引越しが面倒くさいということである。これらとパタヤへの飽きが争っているような心境。パタヤの夜遊びにも飽きたし、年々勢いを増す交通渋滞にリゾート開発にもうんざり気味、ただ、パタヤは惰性で何となく住んでしまうには最強の町なのである。うーむ、しかして、「今度はチェンマイ旧市街辺りに泊まってみたい」、「いやドイステープ麓辺りがいいかも」、「いやいやリバーサイドか・・」などと北部チェンマイへの思いは増すばかり。それにしても、やっぱり雨季は最悪だよなぁ、最近異常気象だしなぁ・・と、とめどない北部移住への思考は終着点のないまま、いつもただ、ふと何となく、頭を駆け巡るのであった。

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ま、そんなわけで、これにて今回のチェンマイ旅日記も御終い。今度はチェンライ、メーホンソン辺りにも行きたい・・などとタイ北部への思いが募る雨季この頃である。そして、最後に定番の一句でもって、締めの総括ということにしたい。(完)

「チェンマイで 歴史味わう 異空間 アジアを感じ 我ただ彷徨う」。

「タイの古都 文化と伝統 暮らし向き いつか住みたい 自然都市かな」。

【旅のオマケ動画】―ワチラターン滝(ドイインタノン国立公園)
【タイ写真館】―チェンマイ郊外(ドイインタノン国立公園、滝、王族寺院など)

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