タイ パタヤ 移住生活14年間の放浪記

天井から隕石!?

投稿日:2005年3月24日 更新日:

以前、結構古めのタウンハウス(集合住宅/平屋)を借りて住んでいたときの出来事。ある晩、リビングにあるコンピューターに座りネットをしているときだった。ふとした瞬間、いきなり「ドスンッ!」という、ものすごい大音響が、ボクの耳をつんざいた。

「うわぁ~~!!」。

何だ!何だ?おそるおそる音がしたであろう、コンピューターのすぐ脇のソファーを見てみると、なんとあろうことか、何か大きな固まりが、天井を突き破り、床に落下してきたのだった。その一瞬は、天井裏にでもいた、ネコが落ちてきたのかと思ったのだが、どうやらそうではない。

何か、黒い固まりのようだ。もしかして隕石か!?これで、億万長者?なんてことも考えてしまったが、よくよく近づいて見てみると、家の瓦が壊れ、そのまま天井を破り、家内のリビングまで、落ちてきたのであった・・汗)。それにしても、危ないもんだ。

落ちてきた瓦を持ち上げて見ると、重量は、軽く見積もっても5kg。落ちてきた場所は、ボクがよく座るソファーの所定位置・・。「もし、さっきソファーにでも座ってテレビを見ていたら・・」。ヘタしたら頭に落ちて死んでたかもしれない。

とにかく、文句を言うべく、さっそうと大家の元に行き、事情を説明した。すると「チンチン?(本当)」。「チンチン!もし下に人がいたら、死んでたよ」。「ハッ、ハッ、ハッ、マイペンライ(大丈夫)」で終了。「・・・汗、、、で、早く直してよ!」。「今日は、人がいないから明日ね」。

とかなんとか、大家は相変わらずのタイ人ぶりだったが、それから数分後には、大家から事情を聞いた近所に住むオバサン連中が、我や我やと野次馬のようにやってきて、「あれやこれや」言って、家の中にドカドカ入り込み、「へぇ~」とか「ふ~ん」とか言いながら、帰っていくのであった・・最悪)。

そして、翌日になると、昼過ぎにようやく修理屋が到着。天井をものの数分で張り替えると、今度は違う人がやってきて、家(タウンハウス)の屋根に上ると、これまたものの数分で瓦を取り替えたのであった。それにしても、様子を見ていたら、他はコンクリートかなんかで接着してあるのに、彼がやった修理というのは空いた穴に新しいと思われる(?)瓦をはめ込めただけ・・。

きっと次の雨季が来たら、雨漏りするんだろうなぁ・・なんて思ってしまったが、まあ、その時はその時か。と、この辺は、同じくタイ人気質になってしまったボクだったのでした。何はともあれ、けが人が出なくてよかった。

↓その時の証拠画像

  

  

 




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