タイ北部にはよく遊びに行くのだが、初めてドイ・インタノンという有名な観光スポットに行ってきた。標高2.600m超とタイで最も高い場所である。大自然の吐き出す空気は、もう自然クーラー状態!気温は25~6℃、太陽はサンサンと照っているのにひんやりナチュラル・エアコンで、今まで体験したこともない不思議な世界である。
うっそうと木々が生い茂る森の頂には、タイ最上部の印であるパブリック・プレートが地面に打ち込んであり、そこに立つとチョクディー(幸運)らしいので、とりあえず立ってみる。木々には高地特有のコケがこびりつつき、まさに冬の衣を羽織っているようでもある。街では見かけない鮮やかな色合いをした鳥も自ずと視界に入ってくる。
タイ国史上、最も功績を残されたとされる「ラマ5世」。そのキングとクイーンを奉った仏陀。そういう、なんか日本の神社に行った際に感じるような、とーーっても神聖な空気。そんな場所である。
と、一息ついて。目に入ってきたのは頂上の売店の脇にひっそりと店を構えるCoffee Shop。僕の大好物「アイス・カプチーノ」まであり、しかも業務用カフェマシーンを使っている模様。うむ、これは期待できる。タイ最上部の山の頂でカプチーノをすする。最高のひとときである♪
と、、そんな神聖な気分にひたりつつ、店内に目を向けた、そのとき、その瞬間!!突然、僕の目に入ってきたのは、、なぜか「山本」。そう、あの、僕の中で結構好きだった部類のお笑い芸人「ヤマモト」。最近、スキャンダルを起こして謹慎だか芸能界追放中だかの「ヤマモト」。元?極楽とんぼの「ヤマモト」。
でも、サモハン・キンポー的でもある。でも、やっぱ、この何とも言えぬ「山の男」的、風貌。そして、赤と水色のコンビジャージ。しかもアディダス。これは「山男」のために作られた服でしょう。で、よくよく見ると、ジャージの下のシャツには「マウンテン(Mountain)」の頭文字である「M」らしきマークも見える。うーーむ、これはもうほぼ間違いなし。
というわけで、彼のニックーネームは「山モト」に決定!!それにしても、このキャラ。探しても中々いないよねぇ。うーむ、こんな山奥の神聖な場所に、なぜヤマモト。でも、なんかいい。というわけで「ヤマモトおっさん」に事情を話し、写真を撮らせてもらう。で、話してみると、意外に職人気質の無口系オヤジ。でも、撮られることに気をよくしたのか、終始、格好つけてました。汗)
おっさん、元気でやってますか?また、機会があったらお会いしましょう!