タイ パタヤ 移住生活14年間の放浪記

パタコレ ―カンケーンJJ

投稿日:2006年3月15日 更新日:

市場、食堂、はたまたショッピングストアでと、パタヤのいたる所で、ピンクや黄緑色のハデハデなショートパンツを着用したタイ人をよく見かける。「これってもしかしたらタイでバカ売れなんじゃない?」と不思議に思い、昼時の市場に調査に出てみた。と、いるいる。派手なコットンパンツを履いたタイ人といったらその数は10人中、7~8人という勢いだ。さっそくこの商品が売られている店のおばさんに聞いてみる。

「おばさん、これ幾ら?」。「3枚100バーツ、1枚だけなら39バーツよ」。うん、確かにお手ごろな価格である。「へぇ~、で、これって、タイ語でなんていうの?」。「カンケェーンJJよ!」とは、おばさんの返答。どうやらこの商品のブランド名は「JJ(ジェイジェイ)」ということらしい。※カンケーンとはタイ語でズボンのこと。

 

で、その後も、他の市場やショッピングセンターなどで同様の商品を探してみたが、どれも全て「JJ(ジェイジェイ)」という名の商品タグが・・。どうやらこの商品の分野において相当有名なブランドらしい。そうなると、なぜ「JJ」なんて名前になったのか?という疑問が浮上する。(ま、別にどうでもいいが)

バンコクの大型市場「チャトゥチャク=略称JJ」で多く売られているから?あるいは、日本のファッション雑誌「JJ」を真似たのか?頭の中はいろんな詮索が駆け巡る一方だが、まあ、それは別にいいとして。数々のJJ愛用者に着用の理由を聞いてみた。と、そのほとんどが「サイ・サバイだから(履いてて心地よい)」という回答。

 

元々は部屋着や寝巻きとしての利用目的が多かったのだろうが、ライン入りなどデザイン性のあるものまで売られている現状を見ると、今ではちょっとしたプチ普段着的な感覚になっているのだろうか。ま、何にはともあれ、薄手のコットン製で履き心地も抜群、ショート、ロングの2タイプがあり、取り扱い色も豊富というわけで。

自分もパタヤっ子の仲間入りをしたいという人は、自分色のカンケェーンJJで、パタヤの街へ繰り出してみるのもいいのでは!?

 




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