ある日の晩、日本から遊びに来ていた知人が、「●×ゴーゴーで連れ出した女の子が、電話番号を教えてくれなかったヨ」と嘆いていた。面白そうな話だと、詳しく聞いてみると、「携帯電話を持っていない・・」と言われたのだそうだ。
ふむふむ。では?と首を傾げるのが、悲しいかなアジア好きなオトコたちの性。いまどき、タイでは携帯を持っていない子のほうが珍しい。田舎出身の子だって然り。新品から中古まで、今、タイではかなり手軽な価格で携帯電話が手に入る時代だ。
となると、①タイ人彼氏がいるのだろうか?が、まず思いつく考え。多分、妥当なラインだろう。しかも、かたくなに番号を教えてくれないとなると「焼きもち屋の彼氏がいる」とまで推察することも出来る。
②オレってもしかして嫌われている?と、考えてしまうのも仕方ないオトコたちの性。でも、彼と彼女は今回3日間を共にした。チップも充分以上な価格。となると、やっぱり彼氏がいるというラインが妥当か。
いやいや、でも、待てよ。もっと深読みしてみる。。
「私、携帯電話を持っていないの・・。」
→「そっか。じゃー、日本に戻っても君に電話したいから携帯電話を買ってあげようか。」
彼女たちは、そんなオトコたちからの甘い言葉を待っているのでは!?そう考えると、もし仮に携帯を持っていたとしても2台目GETとなり、彼女は「仕事用」と「プライベート用」の2機を所有することが出来る。しかも数打ちゃ当る作戦で、電話番号を聞かれた全てのオトコたちに同じことをやれば、結構な確率で携帯を買ってくれる人がいるような気もしないではない。
そうなれば、はっきり言って、それはもう商売の始まり。中古でもタイは高く買取してくれる。あなたが買ってあげた携帯電話は帰国と同時に即売!みたいな。で、もっと深く読めば、その人の対応次第では「金払いのいい人かどうか」。客としてのランクを瞬時に判別することも出来る。
うーむ、深読みしすぎ?いやいや、でも日本のキャバ嬢だったら、それぐらい巧みに世の助べえおっさんたちを、手のひらの上でコロコロと操っているだろうし。
タイの夜に生きる女たちも、国の経済に負けず劣らず、したたかに発展を繰り返し、日々新化し続けているのかもしれない。(!?)