今、日本から友人知人が、こぞって遊びに来ているので、パタヤの街を飲み歩く日が、増えてきた。と、よく行くGOGOバーで、ここ半年ほど、見かけなくなっていた顔見知りレディがいたので、久しぶりに席に呼び、いろいろ話をしたわけだが・・・。「どーしてたの?最近、見かけなかったけど・・」。「しばらく、お店を休んでいたの・・」と彼女が喋る口からは、矯正のハリガネが目に入る。特に歯並びが悪いわけでもない、全く矯正しなくても問題ない彼女だが、、バンコク辺りでも、最近、女学生とかOLの間で流行っているらしいし・・。いや、、それとも羽振りのいいパトロン(上客)でもできたのだろうか。
「彼氏でも出来たの?」。彼女に尋ねると、、驚いた顔で「何で分かるの?」との返答。「いやいや、その矯正・・結構、金かかるでしょ?」と僕が応えると、苦笑いとともに、彼女が言う。「そうそう、、実は、豊胸手術もしてきたのよ・・」。と、彼女のビキニに目を凝らすと、形の良かった小ぶりなバストは、幾分ふくよかに?なったようにも見える。というわけで、エロというよりは、オトコとしての好奇心から、思わずモミモミさせてもらった僕だが(やっぱりエロか?)、、最近のオペ技術はすごいと感じた。何しろ、柔らかい。いったい、どこにシリコンが詰まってるんだ・・と感心してしまうが、幾分、ずっしり手に残る感触が、シリコンの正体なのかもしれない。
それにしても、昔は、よくオカマちゃんとかに、モミモミ・シリコンチェックさせてもらっていた僕だが、間違いなく、今、豊胸技術は進歩していると言える。(な、、なんの話だ・・汗)と、両脇下に残る痛々しいオペ痕も見せてもらったが、手術代は両乳で40.000バーツ。歯の矯正代も考えると、結構な出費だ。「そんなに彼氏は、巨乳好きなの?」。恥かしそうに彼女がうなづく・・。それにしても、そこまで金を出してあげているのに、彼女は、GOGOバーで、再び、ダンサー生活を始めている。いったい、どんな男だよ!?と思ったが、よくよく聞くと、そうでもないらしい。
もう知り合って、1年近く経つ彼氏は、25歳のフランス人青年。今は、パタヤに住み、現地でのビジネスも初めているらしい。もちろん相思相愛。それでも、彼女がナイトバーで働き、ビキニを着て踊り、連れ出されるのはNG!だが、客の席に座ることも容認しているのである。さすがは、自由主義ヨーロッパ。ま、彼女にしても、彼のことを愛しているが、そこまで彼からの金銭も期待できない。だから、共働きを決意し、、気だるいダンサー生活を、再スタートさせたのだろう。と、、僕は結論を出した。
「それにしても、この仕事、嫌にならないの?飽きないの?」。ふと思った言葉を投げかけてみる。「いや、毎日踊ってエクササイズして、身体にもいいし、友達もたくさんいて楽しいし、私は、この仕事が好きなの・・・」。「・・・・・・苦笑)」。彼が、寛容なだけではなかったのだ。
何事も、偏見だけで判断してはいけない。タイの売春婦は、すごい。いや、、タイの女たちは、すごい。夜の世界で生きる女は、すごい。いやいや、、世界中の女たちは、すごい。いつでも、女は男のうわてを取っている。結局、なんだかんだ言って、男よりも女は、スゴイのである。