ようやく、1週間もの長きに渡るパタヤのソンクラーン(水掛け祭り)が終った。最終日の昨日(19日)は、ほんとに、すさまじかった・・。というのも、早朝5時、突然、アパート前の空き地から、つんざくディスコミュージックの大音響に起こされてしまった・・汗)。もう、7時、8時の段階で、ベランダからの景色もお祭りムード最高潮。
そんなわけで、昼過ぎ、ようやく祭り参加に出かける決意を固める。汚れてもいいTシャツに海パン着用。もちろん携帯、財布ともにジップロックに入れ防水完備。いざ!!と街へ飛び出したが、アパート前のソイを抜け~パタヤ中央通りに出た時点で、すでに、ありえないほどの大渋滞。日曜日も重なったためか、おそろしいほどのタイ人と車の数。というわけで、急遽、歩きに変更。先ずは、最も派手に水掛けが行われるソイ7~8へ。そして、ビーチロードを歩いて~ウォーキングストリートまで行ってみたが、どこもかしこも歩行者天国状態。朝からの水掛けでもう水がなくなってきたのか、顔に粉をぬりたくられるばかりだ。
この日は、ピーカン天気のド快晴で、まさにソンクラーン日和だったため、通りもすぐに乾く。なので、水びたしというより、むしろ粉まみれ。あちこちから「ピーマイカップ!(新年おめでとう)」という掛け声の元、タイ人が寄ってきては、とにかく粉をぬりたくられる。いつもは欧米人が多いと感じるパタヤだが、この日は、街の7~8割りはタイ人。とにかくタイ人。ビーチロード~スクンビット通りまで、至る所にタイ人。どこから来たんだと思わせるほどタイ人。いや、それは、タイ民族大行進。粉を塗る作業は、まさにタイ民族の儀式のようでもあった。皆が皆、酒を煽り、ディスコミュージックやらタイ民謡に体をくねらせ、とにかく楽しそう。
日曜日だっため、日が暮れると、あんなにいたタイ人の大渋滞も騒ぎも徐々になくなった様子。僕は、夕方過ぎには帰宅したが、街のバービアでは、深夜まで水掛け遊びに興じる外人がいたに違いない。そして、今日。街はいたって静か。昨日のことがウソでもあるかのような、のどかさ。うーん、これはこれで、また、祭りの後の静けさとでも言うべきパタヤの様相。そんなこんなで、まだまだ、暑い日は続きそうなパタヤの今日、この頃である。
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