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タクシードライバーの憂鬱↓inバンコク

投稿日:2009年5月18日 更新日:

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(パタヤ~バスでバンコクへ→)モーチット・バスターミナルに到着した我々は、ウィークエンド・マーケットに足を運ぶべく、颯爽とメータータクシーに乗りこんだ。と、僕の目に飛び込んできたのは、車内に溢れんばかりの、仏陀の面々たち・・。スゴイ、こんなの見たことない!運転席から後部座席まで、あらゆる種類と形の仏陀たち・・。ひそかに仏陀愛好家♪を名乗る僕としては、もう興味津々、興奮の面持ちである・・。「スゥワイ・マーク!(すばらしい)」と、おもむろにデジカメを取り出し、パシャリ!!とする僕。すると、「メダーイ・ナ!(ダメだぞ)」。運転手のオッサンにあっさりイナされてしまう・・汗)。

仏像を写真に撮るのは縁起が悪いことなのか、仏陀に対して失礼なふるまいなのか、いや、単にオッサンがムカついただけだったのか・・。僕は、単純に、その正解を聞きたくなってしまったが、「この車一つで、数十年やってきましたけど・・何か?」的な、年季の入った大ベテラン風貌で、無口だけど仕事はきっちりこなす・・職人気質の渋いオヤジ(長老)からの端的な一喝!だったため、僕は、いたずらを見つかった子供のように、肩をすくめるだけとなってしまった・・ホロ苦)。

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さてさて、市場を充分に楽しみ、心地よい疲れを感じながらのパタヤ帰還となった、その日の夜。再び、市場前からタクシーを拾うと、「モーチット・バス停へ」と行き先を告げる。すると、すぐに、運転手が、「チャ・パイ・ナイ?(バスでどこまで行くんだい)」。ニヤリと尋ねてきた。「パタヤ~」と返すや否や、「1.200バーツでどうだ?」と、いきなりヤル気を見せてくる運転手。「マイ・アオ!(いや、いらないよ)」と、いくら言っても、彼は、俄然、稼ぐ気マンマン。というわけで、途中から、シカトを決め込んだわけだが・・

「高速代込みで、1.000バーツなら、どうだ?」。「・・・・・・・シカト」。「900バーツ??」。「・・・・・・・再びシカト」。ひつこいけど、価格を下げてでも、何とか頑張るオッサンに、ちょっと感心。この辺りから、いったい、どこまで下がるのか興味津々になったため、更に、シカトを決め込んでみる。「ウーーーン、800バーツ??」。「・・・・・・・まだまだシカト」。それでも、反応のない我々を前に、ブツブツ独り言を言い始めるオッサン。「OK、、700バーツ???」。「・・・・・・・それでもシカト」。

ここまで来ると、オッサンも、ムキになり始める。そして、、「OK、、600バーツだぁ!!!」。「・・・・・・・とりあえずシカト」。ついに、最安値の600バーツを更新。それにしても、いつの間にやら、セリ市のようになってしまった。(市場つながりか・・)そして、ここで、ようやく、オッサンも降参↓「いったい、(パタヤまで)バスの運賃は幾らなんだ?」と尋ねてきたので、「120バーツ」と答えると、、モゾモゾ頭の上で計算しだして、「オッホー(ああ~)、二人で240バーツか、それは安い・・」と強敵バス相手に、心から観念した様子だった。

まったくもって、アジアのタクシードライバーには、いろいろな味ワイがある(らしい)。

 

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