■6/19(金) ラオス北部―ルアンナムター
さて、今日は、朝8.00のバスで、一気にルアンパバーンへ向け出発!!となるはずだったが二人して8.00過ぎ起床・・・死亡↓しかも、ラオス北部(田舎)だけに、バスは一日一本のみ。というわけで、ルアンナムターで、もう一泊することに。ま、旅は急いでも仕方ない・・・。とはいえ、街には何もない、さしてヤルこともない。いやいや君ぃ、あるじゃないか。目の前に、悠然と広がる大自然が!!
そんなわけで、昼過ぎからレンタル自転車でもして、欧米人ばりにサイクリングしてみることに。ひさしぶりのチャリンコ♪田舎の道をのんびりプラプラしてみるのも、中々、乙なものである。地図なんて要らない。とにかく、そして、とりあえずダラダラ、プラプラと己の嗅覚に身を任せ、チャリンコを漕ぎまくる~こと小一時間。
ついにメコン川発見!!ラオス入国を果たしてから、ここ数日、常に目にするメコン川。どうも最近、メコン川の虜である。ふむ、というわけで、ここで一句。「ラオス入り いつでもどこでも メコン川」。ま、そんな感じで川の位置は把握できた。そして、次なる目的地は、もち絶景スポットとなる。さあ、上流へ向け~再び始動、ひたすらペダルを漕ぐのみよ~~!!と、現地人御用達の穴場スポット発見。私有地っぽかったので、その辺にいたオバサンに許可をもらい、川岸へ。
一休憩はさんで、更に、上流へ→山道をかけ巡る→すっかり街から遠ざかる→観光客すらも見かけなくなる→明らかに山(マウンテン)的な地元民が増えてくる。そんな感じで、小一時間。大自然の山あいにひっそりたたずむ集落に入村完了♪そして、すぐ脇にメコン川発見。無邪気に釣りを楽しむ子供たち。ある程度、歳がいった青年は洗濯ついでの入浴タイム。そして、大人たちは、つり橋を渡って山へ、薪拾いや新鮮な野菜を取りに行っている(仕事)。そんな穏やか過ぎるほど、のどかな空間。
山と川、大自然の恵みと共に生きるラオス北部の人々。手には斧、背中にはカゴをかついで、山奥へと消えていく姿は、とても野性的であり、なぜか格好いい。まさに自給自足を地で行くスタイル。そこかしこに垣間見えるリアルなサバイバル生活。うーん、さすが田舎だ・・・。
ルアンナムターの「ナムター」とは「涙」という意味。この街に流れるメコン川を見て、「さすが涙の川だぁ・・」とは思わなかったが、僕も田舎者のせいだろうか。大自然を目の当たりにして、何か感動的な、充実した一日とあいなった。