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【PATTAYA】パワーリゾート論

投稿日:2010年1月17日 更新日:

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久しぶりにビーチロード沿いのスタバへ行ってきた・・。ここは2Fにアウトサイドテラスがあり、日光浴気分でカフェできるので、僕のお気に入りカフェの一つだ。ただ、ピーカン天気の場合は、かなりの日差しなので、もっぱら天然の日焼けサロンカフェといった感じだが。と、いつものアイスカフェラテをぐびぐび飲みながら眼下に広がるパタヤビーチ、そして、ビーチチェアでくつろぐ欧米人たちの様子を、ただ何となく第三者的な目線で眺めていると、ふと昔の自分を思い出してしまった・・。それは、旅行者としてパタヤに足繁く通っていた頃の自分だ。

ヒマを見つけては、こそこそ一人で訪れていたアジアのB級リゾート地パタヤ。は、もちろん街へ繰り出し一人テンション全開、そこそこお盛んボーイな僕だったが、何しろ僕がこの街を気に入った理由は、パタヤが持つ独特のの顔。その気だるさと親しみ感ある安っぽさだった。お決まりの常宿は、ソイボッカウ周辺 or ウォーキングストリート界隈。いつも昼過ぎにダラダラ起きるとフラフラ歩いて、このパタヤビーチにやって来ては、シンハービアココナッツジュースの定番ドリンクを交互にぐびぐび飲みながら、ビーチチェアでまったり~日焼けする・・というのが、滞在時の日課のようなものだった。

サムイやプーケットに比べ、さして、海がキレイなわけでもない、どちらかと言うと小ぶりなビーチ。ただ、僕は、海辺を歩く売り子たちにビーチボーイ、そして、多くの欧米人とアジア人に囲まれたごちゃまぜのおもちゃ箱のような異国空間にいる自分に、孤独だが得も言われぬ開放感を覚えた。ただ、ただ、のんびり淡々と広がる地平線を眺め、その気だるさに心地よく身を任せていると、視界を横切るが、何となく人生を航海する乗り物の象徴のように見えてきて、その度に、日本というちっぽけな空間でモヤモヤしている自分を、バカバカしく失笑する僕がいた。そう思わせるパタヤビーチの一種異様で、包み込まれるような優しいオーラに、僕は、完全に参ってしまっていた・・・

最近、パタヤに遊びに来たアジア好きの友人が、「アジアに来るとパワーをもらえるよ・・」としみじみ呟いていた。その感覚と同じだと思う。日本でも、ここ数年、やれスピリチュアルブームとか何とかでパワースポット(神社や滝などの名所)を訪れてる人が増えているようだが、流行だからとか癒しの効果があるとか、そんな情報に踊らされて足を運ぶとなると、それはどうかと首を傾げてしまう。要は、その人それぞれが持っているオリジナルの感覚感性が大事なのだ(と思う)。地元の神社でも、近所の公園でも、楽しそうな人々の輪の中でもそこには、捕らえようによっては、パワーが満ち溢れているのである。

そして、僕にとってのパタヤビーチ、いや、パタヤは、やはりお気に入りNO.1のパワースポット。いやいや、パワーリゾートということになるのであろう。(希望的観測

パタヤビーチ周辺のホテル

 

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