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パタヤレディーと下町男

投稿日:2010年2月4日 更新日:

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今、日本から友達が遊びに来ていて、ここ数ヶ月パタヤに滞在しているのだが、彼は、下町生まれのため、チャキチャキな江戸っ子大将といったような風格の持ち主である。一本筋の通ったその性格と愛嬌ゆえ、タイ人にもよくもてるのだが、彼の遊び場は、バービア、ゴーゴーバー、そして大好物のディスコ。とにかく、その時の気分で自由気ままにナイトスポットを渡り歩き、酒をかっ食らい、べっぴんネーチャンがいれば、得意の江戸っ子ダンスと軽快(?)なトークで接近し、簡単にものにしてしまう、まさに寅さんのように豪快な男である。

そんな大将が、最近、お気に入りのディスコ(インソムニア)で、あるネーチャンを引っかけ、数日過ごしたのだが、いつのまにやら彼女のような存在になっていた。何でも彼女は、ウォーキングストリート内のとあるGOGOバーで働いていて、たまにディスコにも客を捕まえに行くとのことらしいが、大将には、そんな事情は意味をなさないものである。そして、仕事が終ると大将のアパートを訪れるという通い妻のような関係へと、二人の仲は発展した・・。

そんなある日の晩、大将から電話がかかってきた。何でも、僕が以前付き合っていたソープ嬢のことを聞きたいとか何とか・・。「いったい何なんだ。いきなり・・汗)」と思ったが、実は、ソープランド事情を教えてくれという。ふむ、面白そうな話だ。何でも、ここ最近、すっかり通い妻と化した、彼女なのかセフレなのか分からない二人の関係であったが、そのネーチャンの勤めているGOGOバーが潰れてしまい、スタッフ共同で住んでいた寮(アパート)も追い出されたため、大将の部屋に本格的に居候を決め込もうとしてきたというのだ。

ただ、大将的には勘弁してくれよ・・というのが本音なので、「知らねーよ、このヤロー。出てけよ、バカヤロー」。といつものように江戸っ子の返しをしたのだが、彼女は、せがってくるばかり。彼女には田舎に子供がいるらしい。今回のGOGOバーの仕事も知り合いのツテを頼ってきたため、今は他に行くあてがない。アパートを借りる金もない。何とも同情を誘う話ではある。でも、住みつかれるのは勘弁・・。というわけで、
「だったら、ソープででも働けよ」。という結論になり、僕に電話がかかってきたといういきさつである・・ホロ苦)。

そんなわけで、ソープ嬢の手取り(マージン)はプレイ代の半分ぐらいで、稼ぎは50.000~100.000バーツぐらい。ただ、システムは店によっても違うから、とりあえず何軒か直接行って事情を聞いたほうがいいよ・・という話をしたのだが、その後、大将は数軒のボディーマーサッジ店へ彼女と行き、付き添ってあげたらしい。そして、彼女にも新しい仕事が決まり万々歳♪というチンピラ映画のヒモのような小話ではあるが、これが、いわゆる江戸っ子の下町風人情というやつである。(多分)

パタヤ夜遊び(ナイトライフ)

 

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