今年の3月7日(水)はタイの仏教日マカブーチャ(万仏節)だった。タイを訪れる観光客にとっては禁酒日というわけで、うんざりした人もいるかもしれないが、すっかり仏教愛好家の僕にとっては、その辺のタイ人同様、寺院(ワット)に足を運ぶ特別な日でもある。
起源は、陰暦(旧暦)3月の満月の夜、仏陀(釈迦)の説法を聞くために1250人の弟子たちが、偶然一堂に会したという奇跡を記念した祭事とのこと。この日の夜には、人々が寺院に集まり、生花とロウソク・線香を手に持って、本堂の周りを3巡するタンブンを行う。※タンブンとは→よい行いをして徳を積むこと、寺院参拝(布施)など
僕の行きつけの寺院は幾つかあるが、この日は先ずビッグ仏陀へ行ってタンブンしてみた。本堂の周りを裸足で練り歩き、「ナモタサー、ナモタサー・・・」とタイ人同様、念じてみる。その後は、寺院脇に備え付けてある釣鐘を一つ一つ全て鳴らしたら終了~♪(チョクディー)
と、、小腹も空いたので、次は南パタヤにあるワット・チャイモンコンへ。こちらは街中にあり、歓楽街のウォーキングストリートに近いことからも中々の賑わい。欧米人観光客の姿もちらほら。
特別なイベントデーというわけで、「パタヤ近隣には、こんなにタイ人がいたのか・・」と思うほど溢れ返るタイ人の群れ。さすがは仏教国タイランド。猥雑な街パタヤも、この日は穏やかな空間。
とにかく、チョクディー(幸運)にあやかりタイ!というわけで、締めは僧侶から聖水をかけてもらう。と、こんな感じでタンブンも終了・・。その後は、臨時の屋台群&出店にて縁日気分~♪(サバイ)
(普段)パタヤの市場では目にしない類の屋台もちらほら。聞くと、タイ南部とかイサーン方面から出稼ぎに来た人たち(行商人)もいるようだ。そんなわけで、タイの特別な祝祭日や仏教日には、いろんな屋台や出店をあちこちで見かけることになるので、市場散策が好きな人は要チェック!?
そして、来週末3/16(金)~18(日)はパタヤ・インターナショナル・ミュージック・フェスティバル。ビーチロード沿いやバリハイ埠頭に特設ステージが設置され、タイの有名歌手が勢ぞろいする。と、毎年恒例の音楽祭だが、このイベント前後、パタヤの街はタイ各地から集まったタイ人で埋め尽くされ、その辺のアパートや格安(中級)ホテルも、ほぼタイ人に占領されること必至!バス停も大混雑、街中も交通渋滞。そして、この三日間(夕方過ぎ~深夜)はビーチロードが歩行者天国となり、タイ全土から集結した屋台&出店群で大賑わいとなる。祭り好きはぜひ!
→【公式サイト】 Pattaya International Music Festival
※【追記】今年のミュージック・フェスティバルは4/27(金)~29(日)に変更になったようです。
→パタヤ国際音楽祭2012の日程が変更