友達が日本からのお土産で「スマイル40」という目薬を買ってきてくれた。僕が、パソコン好きで、しかも、深夜に作業をやったりしているのを知っていて気遣ってくれたからだ・・サンクス)。とはいえ、僕は、生まれてこの方、目薬というものをあまり使ったことがない。視力はずっと1.5~2.0近くと良いまんまだし、目薬を使ったといえば、数年前にタイで「ターデン(赤目)」という変な目の病気(※コラムターデン恐怖症を参照)にかかったときぐらいだ・・。
そんなわけで、特に目薬の必要性を感じたこともないため、「すっきり快適だから・・・」とオススメしてくる友達をよそに、恐る恐る遠慮がちな面持ちの一滴、二滴、、三滴。いや、さし慣れてないものだから、まったく、うまくもって目の中に入っていきやぁ~しない。と、、、ズバーーン!!眼球のド真ん中直球どんぴしゃりに入った一滴。
「な、、何なんだ。このメンソール感!?そして、目が開けられないほどの刺激度120%!!」目から溢れ出て行く涙たち。そして、それは、後に、、スッキリ爽快感となって、僕の目を優しく包み込んでいくのであった・・。「ああ~気持ちいいカモ・・」。そんなわけで、僕は、たった一日で、「スマイル40」の虜となってしまった・・単純)。忘れられない、あの感覚。そして、また一さし。二さし。織田裕二がCMで発し旬キーワードになったという一言、「キター!」という言葉の意味が今、ようやく分かった・・遅っ) 毎回、さす度に感じる、あの独特な爽快感!!
目にビタミン補給とは、全くよく考えたものだ・・と、繊細な日本商品の素晴らしさに感心したのもつかの間、ふと、タイにも同じような物があるなと思ってしまった。そう、「ヤードム(嗅ぎ薬)」である。「ヤー(薬)」+「ドム(匂いを嗅ぐ)」で「ヤードム」となるわけだが、メンソール系のこの薬は、もはやタイ人の生活には欠かせない必需品といっても過言ではない・・(多分)。市販でよく売られているのはプラスティック製(15バーツ程)や、オイリーなタイガーバーム風の物までいろいろあるが、南国だけにボーッとした気分の時、頭痛や体調が優れない時、飲みすぎた時など、様々な場面で「ヤードム」は活用することができる。
常習性の強いメンソール臭だけに、普段から手放せないほど、ヤードム好きのタイ人も頻繁に見かけるが、蚊(モスキート)など虫に刺された箇所や、頭痛の際はコメコミなどに塗っても効能があることから、まさに快適アイテムであることは間違いないだろう・・ふむ)。特に必要な物ではない。でも、あったら便利。いや、快適。そして、お手頃価格に、どうやら常習性がある・・と。そんなわけで、日本人が好むサプリ感覚な快適グッズ。「カイテキ目薬」と「ヤードム」って、なんか似てなくない?(ま、どーでもいい戯言でした・・)