友人とあるカフェショップで、カフェーをしていたときのこと。僕は、いつも愛飲しているアイスカプチーノ。友人はアイスカフェラテを頼んだ。数分後、僕の前には、オーダー通りのアイスカプチーノ。しかし、友人の前には、なぜかホットカフェラテが・・・。
そこで、店員を呼んで文句をつける。「あの~彼はアイスカフェラテを頼んだんだけど・・・」。この時点で、僕にはこの後の展開が予想された。そして、店員の反応は案の定だった。
「すみません、ちょっと確認してきます」。間違ったホットカフェラテを手に奥に引っ込んだ店員は、なにやら店の奥で、オーダーを取った店員と、ゴソゴソ言い合っている。聞き耳を立ててみる。
店員A:「このカフェラテ、ホットじゃなくてアイスらしいよ・・・」。
店員B:「ホント?ま、容器替えて、そのまま氷入れちゃえばいいんじゃない?」。
そして、出てきたのはそのまま。影でコソコソと言い合っていた通り、さっきのホットカフェラテの器を替えグラスに氷を足したもので、味も超うすうすの代物。(まじヤバイ、飲めたもんじゃない)ま、でも、これがタイなのである。その辺は我慢、我慢。
そして、会計時。僕のアイスカプチーノは、50バーツ。しかし、友人のアイスカフェラテは、なぜか150バーツと倍以上の値。「はぁ?なんで同じコーヒーでこんなに差があるんじゃい?」。再び店員を呼びつける。「ねぇ、これ。この店はカプチーノは50バーツで、カフェラテは150バーツもするの?」。
その後の店員の返答。「チャイカー(はい、そうです)」と自信満々。いやいや、同じコーヒーでそんな差があるわけないじゃない。絶対おかしいでしょ。なんでそういうことに気づかないかなぁ。「チンチンナ?(本当だな?)」と僕。「チャイカー(はい、そうです)」と、まだ自信満々の店員。
「OK、ちょっとメニューをもう1回持ってきてよ・・・(微怒)」。そして、メニューで確認すると、アイスカフェラテは60バーツ。「ほら、やっぱりそうじゃんよ~。おかしいでしょう普通、この差は・・・」。「コトーカー(すみませんでした)」。悪びれた様子もなく、笑顔でごまかす店員。
みなさんタイでの会計時は本当に気をつけましょう。コンビニなどでも、平気で間違っていることなんてザラですから。でも、このいい加減なあやふやさがタイ人のいいところでもあるんだよなぁ。