前日に続く、第2ラウンドは、レムチャバン・インターナショナル。ここは、かの名プレーヤー「ジャック・ニクラウス」設計でも知られる有名クラブで、タイ国内有数のインターナショナルコース。一流ホテル並みのクラブハウス、そして、整然と整備された敷地内と、あちこちに格式の高さが伺えるが、その分、プレー価格も高い。が、、この日は、まだまだローシーズンのスポーツデイというわけで、割引価格。プレーフィー、キャディー、カート(各1台)と、締めて計1.700バーツなり。(おトク!)
前日とはうって変わり、曇りがちで小雨の降る中、プレースタート!!およそ1年ぶりのレムチャバン。ここは、今まで4~5回来ているが、アマアマな僕にとっては、全くいいイメージはない。それでも、最近、何か掴みかけてきた感があるので、楽しみにしていたのだが、、ファーストホール。いきなり、圧迫感満点のコース・・にちびる。視界に入ってくるのは花壇、置石、、そして林ばかりで、ボールの落とし所ははるか彼方に
見える・・。「ああ~思い出してきた、、以前プレーしたときの記憶、、イヤ~なイメージ」。
というわけで、やっぱり、出だし最悪のOBスタート・・汗)。「ま、でも、そんなもんか・・」と、ちょっぴり悪天候の中も、気楽にプレーにいそしんだわけだが、ここは全体的に見ると、難しい最上級!といった感じもなく、広々としたコースがほとんど。ただ、微妙に花壇が設置されてたり、池、バンカー、ブッシュと、、適度にバランスよく配置されている。まさに、無意識の内に、プレーヤー心理をゆさぶるコース設計!!といった感じなのである。
芝状況は最高!!僕の大嫌いなラフでも、あまり違和感はないし、ホントに隅々まで整備されている感じ。でも、結局、「国際コースとは言うけど、さほど難しくはなかったような・・」とプレー後、感想を抱きつつも、トータルスコアは「64+62=126」。といつもよりは悪い。そう、ここは「快適にプレーさせつつも、実は、絶妙な位置に巧妙にトラップ網を敷いたデザイン」。を意識して作られたのではないか?と思ってしまった。(ま、、終った後だけど・・汗)
プロが作ったコースだからこそ、通受けする、プロらしいコース・・ではなく、プロだから分かる、プレーヤーの微妙な心理をついた、万人受けするコースなのである。(多分)さすがは、ジャック・ニクラウス。というわけで、結局、よくよく振り返れば、ニクラウス・トラップに翻弄されていた感も否めない僕でありました・・。やはり、ゴルフは奥が深い。世の中のオッサン連中がはまるのもムリはない。そして、僕も、もうオッサンの仲間入りを果たしているのだろう・・苦笑)。