さて、今回は「バカラの遊び方」について簡単に書いてみよう。(自己満足?)
バカラは「バンカー」と「プレイヤー」のどちらが勝つかを予想する1/2の確率のトランプゲーム。カードを交互に配っていき、10以上(絵札)は切捨て計算、足して「9」に近いほうがWIN(勝ち)!となる。3枚まで配られ、2枚で「8」が出ると「ナチュラルエイト」、「9」だと「ナチュラルナイン」となり、最も強い役柄となる。コミッション制のゲームもあるようだが、カンボジアのカジノでは、どちらが勝っても2倍配当。「タイゲーム(引き分け)」を当てた場合は8倍の配当がつく。ベットは最低50バーツ~、最低100バーツ~と、誰でも気軽に遊べるテーブルが多くある。※引き分けの場合は、バンカー、プレイヤーのどちらに賭けていてもチップは回収されない。
と、、単純なゲームだが、単純だからこそ、人々は複雑に考え熱くなるのである。だいたいの人はプレーしながら同時にスコアカードをつけていき、そのスコアカードの連ちゃんの流れ(ツラ目)、交互の流れ(戻り目)などを波形やブロックパズルのように自分なりに解釈しながら、読み解き、賭けていく・・という感じである。これがトランプの魅力、数字のトリックとでもいうのだろうか。スコアカードが美しい図形を描き、その時の場の流れに沿ったゲーム運びになると、人々は「スゥワイ!(美しい)」と狂喜し、外れると溜息や落胆が入り混じった声がテーブルの周りに飛び交う。
ちなみに、僕が4日間やりつくした「バカラ」で美しい図形だった参考ゲームが↑写真。各テーブルには赤青ボールペンとスコア用紙が用意されているが、「バンカー」が勝つと「赤」、「プレイヤー」が勝つと「青」でスコアを埋めていく。※ナチュラルの場合は○で囲む。見ても分かるように、どちらも「タイゲーム(引き分け)」が多く出現したゲームである。【上段】のゲームでは、引き分けの前後に「ナチュラルエイト」が絡んでいたり、「7」の後にタイゲーム(引き分け)が来ていたりする。
【下段】のゲームでは、「6」の後と「ナチュラルナイン」の後に、見事にタイゲーム(引き分け)が続いている。偶然とも言えるが、意外に頻発するため、これがトランプの魔力というやつなのだろう。こういう美しいゲームになると、テーブルの周囲にはざわめきを耳にした人々が続々と集まってくる。
「今はレンチャンする流れだ・・・」、「いや交互にくる流れかも・・・」、「どこまでレンチャンは続くのか・・・」、「そろそろタイゲームが来そうだ・・・」、「このタイゲームでレンチャンの流れは止まるだろう・・・」、「次はバンカーで鉄板だ!?」、「ここは熱く張ったほうがいいかも!?」、「いや、待った(見た)方が得策だ・・・」。毎ゲーム、1ゲーム1ゲームに、人々は頭を悩ませ、時には、確信を持ってチップを賭けていく。
バカラ好きの僕は、今回、4日間で20ゲーム強をこなした。プレー中は心身共に深く集中するから、それだけでも疲労感は半端ない。その熱くプレーした20数ゲームの中で、最も、流れを読めたのが最終日のラストゲームだった。それが↑写真【下段】のスコアカードであるが、タイゲーム、レンチャンのところで熱く賭けて、1ゲームで7.000バーツ近く浮いた。締めは、思い切ってバンカーに2.000バーツ近く、そしてタイゲームに200バーツ張ったのだが、見事にタイゲームを的中して8倍の1.600バーツとなり返ってきた。
というわけで、今回は、なけなしの軍資金20.000バーツでプレーしてきたわけだが、バカラでは熱く勝てたが、一息ついたゲームマシンなどで突っ込んでしまい、結局、5.000~6.000バーツ負けという結果に終った。まあ、4日間丸々遊んで、ホテルに泊まって、飯食って・・と、ギャンブル好きの仲間たちとワイワイ楽しみながらのウキウキカジノだったため納得満足。次回は絶対ウハウハカジノでいきたいところだ。まあ、何はともあれ、やっぱりギャンブルは最高だぁ!!!