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タイで日本ブーム到来!?

投稿日:2012年3月14日 更新日:

最近、タイのテレビを見ていて妙に耳についてしまうのがブランズBRAND'S(チキンエキス)のCMである。このチキンエキスはタイのコンビニで売られていたり、スーパーなどで見かける詰め合わせは、ちょっとした贈答品としても利用される栄養ドリンクである。タイのコンビニではM-150にRedBullなど、いろんなスタミナドリンクがあり、特にタイ人男性が愛飲しているようだが、僕もマイサバイ(体調が悪い)時やゴルフに行く朝などに、ブランズ&リポ(リポビタンD)という感じで飲んだりしている。

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と、話が逸れてしまったが、この人気栄養ドリンクのCMで、タイのダラー(スター)らしき男性がタイ語の音声の中、一言だけ「僕と一緒に楽しく過ごそうー!」日本語で叫んでいるのである。最近、テレビでもよく見かける顔なのでタイ嫁に聞いてみると、何でも名前はニックンというらしい。「んっ!ニッ君?日タイハーフかな・・」などと思いネットで調べてみると、2PMとかいう韓国のアイドルグループのメンバーで、タイ人(父)と中華系アメリカ人(母)の間に生まれたハーフで、生まれはアメリカ、育ちはタイで、芸能デビューは韓国で、、という何ともややこしい履歴であった。

っていうか、全く日本語で話す意味(所以)はないじゃないかい!?このCMの意図するものとは。と考えると、やはり去年の東日本大震災、日本人への激励メッセージを込めたCM・・ということになるのかもしれない。また、最近タイ嫁が見ているドラマの中でも、AI・YUKI(アイ・ユキ)とかいう名前で片言のタイ語を話す日本人(日タイハーフ?)という設定のものを見かけた。ここ数年は日本同様、タイでも韓流ブームみたいな風潮があって、タイ嫁も熱心に韓国ドラマのDVDを買い込んで鑑賞するほど入れ込んでいたが、もう一時のブームは去ったような雰囲気である。

そして、去年、日本から届いた震災・原発のニュース、更にタイでも未曾有の浸水(ナムトゥワム)の大被害を味わっているだけに、ある種、共感・共生の念がそこにあるのかもしれない。実際、タイ嫁曰く、浸水被害時、バンコク北部・アユタヤなどの日系工場が休止に追い込まれたが、日本の企業は一時働けなくなったタイ人従業員が無給状態にならないように、日本に派遣し雇用を続けた。「なんて日本人は優しいんだ。だから日本人は大好き、そして日本も頑張れ!」ということになるらしい。(ふむ)

パタヤのセントラルデパート内にある日本食系レストランは、いつもタイ人で大賑わいだ。日本食ブームは今やアジアに留まらず世界各国に広がっている。そして、スシ、サムライ、ハラキリ、カミカゼといった外国人が知っている古典的日本語も、今やサシミ、ワサビ、テンプラ、エダマメに、ホンダ、トヨタ、、はたまたカラオケ、ママサン、、といった具合にその語彙を増やし続けている。ジャパンブランドは死なず。日本人が持つ繊細な価値観やその仕業は世界に誇る唯一無二のものである。とか何とか、また話が誇大してしまったが、ただ、タイに住んでいる者としては、更に日本ブームが大きくなって、タイのスーパーに日本風のスナック菓子や食料品がたくさん並ぶのを待つばかりである。(うむ)

 

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