去年に続き、今年もタイ嫁の妹夫婦の子供(甥っ子)が暑季の夏休み期間中ということで、我が家へ一週間ほど泊りがけで遊びにやってきた。で、田舎で暮らしている彼からすれば、パタヤ=海となるようで、「ルン(伯父さん)、ヤークパイタレー!(海に行きたい)」と連日せがまれパタヤヒル周辺のビーチに連れて行ったのだが、去年から続いた工事のせいなのか、はたまた増加の一途をたどる建設ラッシュと観光客で益々海が汚染されているということなのか、とにかく最近のパタヤの海は見るからにどんより濁っている。仕方なしに一緒に泳いでみるも、いろんなゴミがプカプカと浮遊しているし、鼻をつく臭いに当然目など開けられない透明度で全く最悪なビーチリゾートという有様である・・。
と、そんな中でも、さすがはタイ人とばかりに無邪気に水遊びに興じている彼に何とかキレイな海で泳がせてやりたいとラン島へ行くことを提案してみた。すると実は妹夫婦も行ったことがないと言うので、ではどうせならと皆で泊りがけで行くことに決めたのだった。僕は旅行者時分から数えるともう何度足を延ばしたか分からない程だが、もちろんのこと日帰りばかりで泊まるのは初めて。ただ、以前見たパタヤのローカル番組でラン島内を紹介する内容のものがあって、その内泊まりがけで散策したいなぁとは思っていたので、僕にとっても丁度いい機会となった。
というわけで、ラン島一泊二日の旅の初日。朝8時過ぎに南パタヤのバリハイ桟橋へ。義弟の車で行ったのだが、無料の駐車場に一日停めておくのは盗難の恐れがあるのでバリハイ脇の有料駐車場に車を預ける。翌日の夕方6時迄で140Bと意外に高い・・。(バイクは聞いていないので分からないが多分半額程?日帰りだともっと安いのかな)
サメービーチのホテルを事前予約しておいたので、僕が考えた当初の予定では定期船でナバーン港(orターウェンビーチ)まで行き、そこでレンタルバイクして、適当に各ビーチを散策して昼頃にホテルへチェックインという流れを思案していたのだが、予想以上に多くのタイ人と欧米人でごった返していたので、急遽予定変更して9時発の往復ツアー(150B)で直接サメービーチへ行くことにあいなった。→ラン島への行き方(バリハイ乗船場)
■ナバーン港/ターウェンビーチ行きの定期船(片道30B)―運賃は乗船時に直接支払い
■サメービーチ行きの往復ツアー(往復150B)―バリハイのカウンターにてチケット購入
満員に埋まった乗客のせいか、船はテケテケとのんびり海をひた走ること40~50分程。ラン島を迂回しナバーン港の逆側に位置するサメービーチへ到着!
渡し舟に乗り換え~浮き橋からサメービーチへと上陸する。
ラン島(Koh Larn)―サメービーチ(Samae Beach)
透明度抜群のエメラルドグリーンの海。目を凝らすと小魚の群れが・・・
猛暑だけに天気は快晴と絶好の海日和♪美しいビーチに甥っ子も嬉々としてはしゃぎ、満面の笑みを浮かべる。ホテルのチェックインは14時以降だったが荷物が邪魔なのでスタッフにお願いして即チェックイン(チャージはなし)。で、早速、一泳ぎ。。
パラソル付きのビーチチェアはホテル専用のものを無料で貸出していた。ちなみに最近のパタヤビーチでは50B程を徴収するところが増えてきているが(以前は20B程)、ラン島でも木製のデッキチェアで30~50B程、大型のシートタイプで100B程というのが大よその相場となっているようだ。さて、一泳ぎして小腹も空いたので早速ビールと海鮮料理を注文。ホテルのレストランだけに幾分高いがラン島だから致し方ない・・。
サメービーチは以前来た時はもっとプライベート感があったが昨今のパタヤバブルのせいか、昼過ぎにはロシア人にタイ人と多くの人で賑わう盛況ぶり。と、数時間泳いで、酒飲んで、飯食ってすっかり満足、満腹気分になったので一旦ホテルに戻り、しばし休憩(仮眠)。。。そして、午後からは当初の予定通りレンタルバイクして、いざラン島内散策へGOー!!
→ラン島の町並み(景観)~寺院へ続く
→ラン島への行き方(バリハイ乗船場)
→【タイ写真館】―パタヤ~ラン島へ