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小金持ちタイ人の遊び方

投稿日:2007年11月11日 更新日:

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バンコクで古式マッサージに行くなら、300バーツと安値でみっちり2時間揉んでくれるラチャダー地区がお勧めだ。この界隈には、タイ語でいうところの「アプ・オプ・ヌアット(=ヌアット・アプナム)」、いわゆる男性専用のボディーマッサージ(MP/ソープ)も多く林立するが、まあ、それは置いといて。

タイマッサージを受けようと、ここラチャーダーに来た。「古式按摩」と堂々と看板を掲げるタイ古式マッサージ屋は多いが、中には「ここは本当に古式マッサージなのか?」と首を傾げたくなる店も存在する。というのも、そういう店では、いわゆるひな壇の中は、明らかに若い、そして明らかに「お前マッサージなんて出来ないだろ!」というようなボディコン衣装を身にまとった生娘一派と、「私たちはワットポーで勉強し、ちゃんとしたマッサージの資格を持ってます!」というようなオバさん一派に、振り分けられているからである。

そして、辺りを見回すと、若い生娘たちは指名された客の席(テーブル)に座り、一緒にドリンクを飲み、くだらなそうな談笑に興じてみたり、ステージに上がってカラオケを歌ってみたりと、そこはまさに「カフェ状態!」。どうやら、こういう中途半端な店では、マッサージを目的に来ている客はごくわずかのようで、皆がみなテーブルでチビチビとお茶やコーヒーなどをすすりながら、目当ての子がいれば、自分の席に呼び、たわいもない会話を繰り返すという段取りのようである。

で、そんな中、最も目立っていた集団が中華系タイ人と思われる小金持ちオッサン連中。どうやら、彼らは客足もまだおぼつかない夜の7~8時ぐらいに出勤なさったのだろう。彼らのテーブルには、ウイスキーのドリンクセットが用意され、半ば宴会状態(汗)。そして、それぞれの隣にはとっても若い生娘たちがズラリ・・・。周りからの羨ましい視線にのぼせながらも、彼らは酒盛りを繰り返すのである。

そして、夜11時を回った頃だろうか。彼らは、おもむろに、ひな壇からオバサン一派を次々と指名し、生娘とのダブル指名の元、上階のマッサージ部屋へと消えていったのである。

「んっ!こ、これは・・・」。

そう、彼らは、早い時間に店に出勤。いち早く人気のある可愛い子を指名し、自分の席につけ独占すると、あとは仲間と生娘相手に酒盛りを繰り返すのである。で、閉店1時の2時間前には、本格的古式マッサージを受けるべく、オバサンを追加指名。若い娘を横にちゃんとした古式マッサージも受けるという、なんともエゲツないことを夜な夜な繰り返しているのであ~る。(多分)

なかなか粋な遊び方だが、周りから見ればただウザイだけ。あなどるなかれ中華系タイ人。やはり、どこの国でも彼らの中華思想には、腹が立つばかりである。

 

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