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【タイ世界遺産】アユタヤのんびりショートステイの旅 VO.10―カンチャナブリーの滝巡りへ!?

投稿日:2019年3月24日 更新日:

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●2018年3月某日<13日日>滞在二日目は休息日・・・

カンチャナブリー滞在二日目、今日は朝から日帰りで滝巡りへと出かける予定を立てていたのだが、移動疲れのせいか、タイ嫁が朝からマイサバイ(体調不良)を訴えてきて、中々ベッドから起きる気配を見せない。うーむ、それならばと娘が起きるのを待ち、彼女を味方につけて強引にでも出発しようと目論んだのだが、肝心の娘は初日のプール遊びがすっかり気に入ってしまったようで、起床するなりレンナム(水遊び)を強請ってくる。「いやいや、プールはもう昨日たくさん遊んだでしょ。今日はナムトク(滝)までお出かけして水遊びしたくない?プーカオ(山)があって大自然を満喫できて楽しいよー」などと説明してみるが、「マイアオ(嫌だ)」と一刀両断される。というわけで、あえなく計画を断念…。結局、午前中は娘と二人、宿のプールで水遊びに終始する。

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正午頃、ようやく嫁が起きたところで、ホテルのレストランにて食事。滝巡りは断念したが、せっかくバイクを借りているので、午後はカンチャナブリーの街へと繰り出したいところだ。しかし、嫁はマイサバイだからと依然として乗り気でない様子。更にギラギラと照りつける猛暑の陽射しが、嫁の外出気分をいっそう萎えさせているようだ。「今日は部屋でゆっくり静養していたいから、Kと二人で外出してくれば?」などとつれないことを言う。

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うーむ、それならば仕方ないと、娘を誘ってみる。「メー(ママ)は今日マイサバイみたいだから、ポー(パパ)と一緒にバイクでどこかにお出かけしようか?」。「外は暑いからマイアオ(嫌だ)!レンナム(水遊び)がいい!」。というわけで、午後の外出もあえなく断念…。結局、娘の求めに応じるがままに再びプールで水遊びタイム。部屋とプールを行き来して、午後も水遊びに終始。そして、強い日差しの中、すっかり泳ぎ疲れたのか、午後過ぎになって、ようやく娘もお昼寝タイム。僕も泳ぎ疲れたのか、つられて寝入ってしまった…zzz

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夕暮れ時になり、ようやく外出。というわけで、バイクを追加でもう一日レンタル(200B)。適当に街中を走り回り、のんびりバイクで散策する。鉄道駅で時刻表をチェック。カンチャナブリー発のナムトク行きは6:07発、9:30発、10:35発、16:26発と一日に4便のみ。それからバスターミナルの場所もチェックしておく。バスだと有名な滝があるサイヨーク行き、そしてナムトク行きとそれぞれ直通のバスが約一時間おきに出ているようだ。また相乗りミニバンもあり、手軽に簡単に行きたいならバスorミニバンが良さそう。

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さて、どちらで行くか悩みどころだ。カンチャナブリーを巡る旅の風情を存分に味わいたいなら、やはり鉄道にのんびり揺られて、有名なアルヒル桟道橋(クウェーノイ川に沿って岩壁すれすれに作られた木造橋)を観光客気分で写真でも撮りながら通過して、終点のナムトク駅まで行って、拠点となる宿探し。それから滝巡り~なんて行程で行きたいところだが、どうなることやら。とにかくカンチャナブリー市内での滞在は今日までにして、明日はどこかの滝へと向けて出発だ。というわけで、すっかり日も暮れてしまったので、カンチャナブリー鉄道駅の脇に出るナイトマーケットで夜食を買出して、部屋でまったり過ごす。

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ガイドブック等の情報によると、カンチャナブリー市内から程なく近いのが、サイヨークノイ滝で、水量が最も多い7~9月頃がベストシーズンとのこと。そして、タイで一番美しいと言われるのがエラワンの滝だ。こちらは全長1500mにも及ぶ大規模な滝で、存分に自然を満喫できそうである。できれば欲張って、どちらも巡りたいところだが、いかんせん幼い娘同伴となると、彼女のご機嫌次第でもある。はたして1.5キロに渡る山間部を2歳半の彼女が歩けるかどうか。うーむ、と、あれこれ思案にふけりながら就寝…ZZZ

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●2018年3月某日<14日日>タイで一番美しいエラワンの滝へ

朝10時頃、のんびり起床。ああ、やっちまった。鉄道の時間(9:30発、10:35発)を考えるとギリギリ遅刻である。今から急いで準備しても絶対間に合わない。というわけで、寝坊により鉄道でのナムトク行きは早々に断念。すぐに頭をバス移動に切り替える。で、11時頃、宿をチェックアウトして、ようやく出発。宿前の通りまで出て、バイタクを捕まえてバス停へ。と、バイタクの親父曰く、「今は乾季シーズンだから水は干上がっていて滝はどこも水量が少なく、特にサイヨークはオススメしないぞ。エラワンならスワイだ(美しい)」とのことで、とりあえずバスでエラワンに行くことにあいなった。(カンチャナブリー発~エラワン行きバス運賃60B)

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カンチャナブリーエラワン行き》若干オンボロ系のバスに乗り込むと、エアコンが壊れているのか、節約しているのか、窓を半ば全開にして風を浴びながら行く現地格安スタイル。というわけで、のんびり田舎の光景と南国の風を感じながら、ひた走ること、およそ1時間。すっかり窓外の景色も一面山々となり、バスは明らかに山間部へと進入し、そろそろ到着かという辺りの土産物エリアでようやく一時停車…。

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付近にはポツポツとホテルらしき宿泊施設の姿も垣間見え、ここで降りて宿探しすべきかどうか迷うが、トイレ休憩ほどの時間もなく、迷っているうちに、すぐにバスは発車してしまった。その他大勢の乗客たちも降りようとしなかったので、そのまま惰性で終着点へ向け乗り続ける。

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すると、ほどなくして、バスはエラワン国立公園の敷地内へと進入。入口でスタッフがバス内に乗車してきて入場料の100バーツ/人を徴収する。そんなわけで、バスに乗ったまま公園内まで入場してしまった。なんとバスの終点はエラワンの駐車場なのであった。ゲゲッ!これから滝巡りするには、先ず重たい荷物をどこかに置いておくか、預けないといけない。さっき通過したホテルエリアまで戻って宿探しとなると面倒くさい。ていうか、すでにエラワンに料金を支払って入場してしまったので、もう後戻りは出来ないのである。

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帰還(カンチャナブリー行き)のバスは午後4-5時が最終のようだ。となると、数時間ほど滝を散策して、それから市内に戻るという感じか。ふむ、というわけで、案内所らしきサービスセンターに行き、荷物を預けたいのだがサービスはないか?とスタッフに尋ねてみると、「ちょうど今、施設内の宿が一部屋空いたからどうだ?」と提案してきた。なんでも普段はネット等から事前予約しないと泊まれない宿泊施設らしいが、さっき空いたばかりで、宿代は平日で一泊840バーツ、週末なら1200バーツだという。

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そんなわけで、敷地内まで入ってしまった以上は、もう流れに任せて、ぜひ泊まるべしとばかりに即決!ちょうど平日だったので840バーツで、なんとエラワン内に宿泊することになった。

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さっそくエラワン国立公園の駐車場(案内所やお土産ショップが並ぶセンターエリア)から、歩いて宿泊施設へと向かう。

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すぐに大自然の森林エリアの様相になり、空気も最高。とりあえず、宿が見えるまで、ひたすら歩く。10~15分ほど・・・。

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久々にオオトカゲに遭遇・・・。

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たくましく育つ南国の木々。

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と、しばらく歩いて、ようやく小さな脇道を発見。プライベート(宿泊者以外立入禁止)の看板があり、そこから先は一般客が進入しないようにガードされている雰囲気である。ここで水場を発見。流れの上に架けられた小さな木造の橋を渡ると、明らかに開けた宿泊施設の姿が、生い茂る木々の下に見えてきた。

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どう見ても、山奥の別荘といった佇まいで、すぐにテンションがあがる!

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1棟を2部屋に分割しているタイプで、全部で10棟もない閑静な宿泊施設。このプライベート空間で840バーツなら最高ではないか。しかもエラワン敷地内なのである。

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嫁がスタッフから聞いたところによると、普段は軍関係者やら、施設で働くスタッフ(家族)などが利用している宿泊施設らしく、一般客はあまりいないようだ。

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室内は広々とした3ベッドルームで、簡易キッチンまでついており、ファミリー滞在向けといった感じ。ここに来る人たちは材料を持参して、夜はバーベキューってな按配なのであろう。ちなみに、冷蔵庫にはもちろん水しか入っておらず、今晩から明日にかけての食料を買出しに行かなければならない。

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というわけで、最高の拠点地が見つかったところで、日が暮れる前には、また敷地内のセンターエリアまで歩いて戻り、土産物屋(屋台)でドリンクや食料を買出し。

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それから、夕涼みの散歩がてら、娘を誘って、さっそく近くの滝を見に行ってみた。宿からレベル1、2付近の滝エリアまで歩いて10分程の近距離である。さて、ワイルドなタイ人たちに混じって、娘と軽く水遊び。かと思いきや、娘はプールの方がいい…などと切ない感想をつぶやく。というのも、水の透明度はそこそこなのだが、水質が天然でキレイなのであろう、鮎のような川魚の姿が水面越しにはっきりと視界に入ってくる。そのあまりにリアルに泳ぐ大量の魚たちの群れが、却って娘の水遊び気分を害し、怖がらせているのである。

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そんなわけで、滝好きの僕の気分は上がる一方なのに対し、娘は滝よりもプールが勝ちという悲しい結果に終わってしまった…。18時を過ぎると、夕陽が沈み始め、もう一般客たちの姿も全く見かけなくなり、やがて辺りは鬱蒼とした暗闇に包まれた。当然、夜間は外出できそうにない。ふむ、せっかくエラワンの敷地内に泊まれるという機会を得たのだから、明日は必ず早朝に起きて、一人ででも滝巡り探索に出かけようと決心しつつ早めに就寝。近くを流れる川のせせらぎと、野鳥や獣類の鳴き声、それに久しぶりのトッケーの大音量に度々起こされながら、過ごす山奥の一夜となった。

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