ラン島二日目の朝は「海へ行こう!」と甥っ子に叩き起こされ早くに起床。寝ぼけ眼のまま、ホテル前のサメービーチへ連れられ早速一泳ぎ。ビーチには宿泊客以外誰もいないので、ほぼプライベート状態。その後バイクでナバーン周辺まで行きカフェレストランで朝食を取る。本日も快晴!そして、昼過ぎにはパタヤに帰還する予定なので、午前中はラン島内にある各ビーチ探索へと繰り出すことにした。
サメービーチの北隣りに位置するティエンビーチ(Tien Beach)は、サメービーチから歩いて10分程で行けるぐらいの距離。サメービーチよりは小ぶりで人も少ないのでプライベートな空間を満喫したい人にはオススメかも。タイ嫁の友達が先日泊まりがけで訪れたらしいが、サメービーチと同様、このビーチにもホテルは1軒だけのようだ。(1泊1.000B程~)
ティエンビーチ(Tien Beach)。サメービーチ近くのため遠目に雰囲気だけ見て即退散・・。
バイクを走らせ~次はラン島の北部に位置するトンランビーチ(Tonglang Beach)へ。こちらも小ぶりなビーチでかなり雰囲気良し。海の透明度も抜群だし、ひっそりとしてプライベート感もあったので、ここで一泳ぎしようかと話していた矢先、中国人(?)の団体ツアー客が大勢、貸切船で乗り込んできたので、しばらくして退散・・。
トンランビーチ(Tonglang Beach)
トンランビーチ(Tonglang Beach)
トンランビーチ(Tonglang Beach)
トンランビーチの脇にはターウェンビーチ(Tawaen Beach)から行き来できる歩道があった。
ラン島で一番大きなターウェンビーチ(Tawaen Beach)。直行の定期船があるだけあって、ここは常に人で溢れ返っているので遠目に雰囲気だけ見て退散・・。
そして、最後はラン島の南端に位置するヌアルビーチ(Nual Beach)へ。ホテルでもらった簡易マップや島内の標識などを見るとナウル(Naul)と表記している場合もあり、どちらが正しいのかは不明だが、とりあえずヌアル(Nual)ということにしてみる。
雰囲気としてはここが最も人も少なく、現地人らしきタイ人と欧米人がちらほらいる程度ののどかで閑静な空間。やはり観光客は西側のビーチに集中しているということなのだろうか。というわけで、しばし休憩がてらゆっくりする・・。
ヌアルビーチ(Nual Beach)
ヌアルビーチ(Nual Beach)
と、こんな感じで全てのビーチを隈なく回ったわけではないが、全体的な印象としては大小ともかくどこも大差ないほど美しい透明度の海と白い砂浜を満喫できるビーチだが、ひと気の少ないプライベート空間を求めるならヌアルビーチが一番なのかもと感じた。
そして、昼頃には拠点地のサメービーチへ帰還。ホテルのチェックアウトは午後1時まで滞在可とのことだったのでギリギリまで海で泳ぎ、最後のシャワーを浴びて、帰り支度。レストランで昼食を取ると、帰りの船は14.00 15.30 16.30 17.30と夕方過ぎまであったが混雑を予想して(嫌って)早めに14時の便でパタヤへと帰還した・・。
というわけで、初のラン島泊、たった一泊二日のミニトリップであったが、島にいたせいかパタヤに戻るとよく発展している街だと改めて感じてしまった。そして、家に戻り鏡を見ると、すっかり現地人ばりのガン黒お肌。それから数日は体中が火照って日焼けでヒリヒリと痛み、軽い熱中症になったような日々が続いたが、甥っ子もパタヤの海はもう行かなくてもいいと、すっかりラン島滞在に満足した様子だった。
また、タイ嫁の友達に島の住民がいて前々からゆっくり遊びにおいでよと言われていて、一週間程滞在してみるのも面白そうだとか、気に入ったらしばらく島生活してみるのもありかもなんて話していたのだが、実際泊まっていろいろ見てみると予想していたほど島内は発展していないし、パタヤから物資を運んでいるせいか物価は幾分高いしと、やはり一、二泊程度で十分だと感じてしまった。ま、また泊まりで行く機会があれば、今度はナバーン港周辺に泊まってレンタルバイクして日中は好きなビーチへ泳ぎに行き、夜はホテル周辺でのんびりする方が良さそうだと感じるラン島滞在であった・・。(お終い)
→ラン島への行き方(バリハイ乗船場)
→【タイ写真館】―ラン島の各ビーチ