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日本初の格安航空(LCC)の現状

投稿日:2012年9月3日 更新日:

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半年程前に「日本初の格安航空(LCC)が就航!」というブログを書いたが、先日、「ガイアの夜明け」で『あなたの知らない“格安航空”の真実』という続編をやっていたので見てみた。この夏、ようやく国内初のLCC3社が揃って就航。格安お得な国内旅行に夏休みも相まって客が殺到した様子だが、中々シビアな現状も垣間見える内容であった。(※LCC=Low Cost Carrier)

先ず、7月3日に初就航を迎えたJAL出資のジェットスター・ジャパンは、東京(成田)を拠点に大阪、札幌、福岡、沖縄へ一日22便。運賃は「東京(成田)―札幌4.490円~」、「成田―福岡5.090円~」、「成田―沖縄6.590円~」、「成田―関空3.990円~」と最低価格保証を謳っている。また、機内持ち込み手荷物の制限はエコノミーなら10kg、ビジネスなら20kgで、そのほか預ける場合は別途料金が発生する。(※事前予約)

一方、ANA出資のエアアジア・ジャパンは8月1日から運航開始し、東京(成田)を拠点に札幌(3)、福岡(2)、沖縄(1)へ一日6往復。エアバスA320の新品を2機購入する一方で、自動発券機を導入するなど人件費削減(コストダウン)にもシビアな様子。そして、この自動発券機だが締切があり出発の1時間前まで!という取り決めがある。それ以後はカウンターのみで受付~発券となるのだが、その際1.000円を追加徴収される運びとなる。とにかくカウンターでの発券は1.000円かかるというルールなのである。また、決められた搭乗手続き時間に1分でも遅れようものなら、その便にはもう乗れない。まだ出発まで時間はあっても予約したチケットはすでに無効となり、乗りたいならば次の便にしてくださいとの回答・・。そして、新たなチケットを購入しなければならないという仕組みだ。しかも、この場合、当日チケットの購入になるので正規料金を払わなければいけないという最悪のシナリオが待っている。とにかく格安LCCに遅刻は厳禁なのである。

全く面倒くさい細かいルールであるが、実際、僕も数年前にエアアジアがタイに進出した際、初めてLCCを利用し同じ体験をした。タイ国内旅行(バンコク―チェンマイ)の格安チケットを事前予約していたのだが、当日、空港送迎のタクシーが渋滞に巻き込まれ、搭乗手続きの時間に10分ほど遅刻。ま、大丈夫だろう・・と半ば余裕で受付カウンターに向かったのだが、その時点で、同じく遅刻したらしい前の客(タイ人おばさん)がスタッフに向け怒号をわめき散らしているのが現実だった。

そして、もちろん僕らのチケットもすでに無効との返答・・。チェンマイに行きたいならば次の便、新しいチケットを購入してくださいの一点張りだった。しかも当日券だけに正規料金。その後、マネージャー(責任者)を呼びつけ、すでに10数人ほどになった遅刻者の我々は苦情を訴え、何とかお願い~と強請ってみたものの、エアアジアの決めたルールは絶対なのであった。そして、抑えようのない怒りに包まれた僕にできることはと言えば「二度と乗るかい!いや一度も乗るかい!てやんでい!」とばかりに軽口を叩き、ただ他の航空会社の当日券を購入するだけであった。

そんなわけで、格安航空(LCC)を利用する際は細かいルールをきちんと把握しておくべし!また、LCCには遅延、欠航がつきものという現実。人件費を削り最少人数で仕事を回し、数機の飛行機をできるだけ効率よく多く飛ばす。その余裕のなさが遅延、欠航を招く。ただ、これが格安航空のからくりなのである。そして、アジアレベルで言えば、これは仕方がないなと半ば諦めの現実になるのだが、どうやら日本は違った。日本人には学び、更に向上すべく努力するという資質がある。知恵を絞り、最も首尾良く運ぶシステムを再構築していくという姿勢がある。そして繊細なサービスにかけては世界一とくれば、日本の格安航空(LCC)も、そのうち、便利で快適な当たり前の乗り物になることだろう。いや、LCCには遅延、欠航がつきものという半ば当然の偏見を覆すのはミスターコンパクト職人、日本人なのかもしれない。(というような感想であった・・)

そして、今年3月~一番乗りで就航したANA出資のピーチ・アビエーション(関空を拠点)は運航開始から半年で搭乗者数が50万人を突破する上々の滑り出しだという。いやはや、数年後には日本各地から気軽にアジアへ行ける時代の到来か。ま、福岡出身の僕としては福岡空港がハブ化してアジア各国へのLCC玄関口みたいになったら、嬉しい限りなんだが。ま、とにかく、韓国(仁川)あたりに遅れをとっていることは確かなので、今後はワールドワイドに外国人目線で日本のLCC市場が発展していけば、日本も観光大国になるのだろうに・・などとしみじみ妄想にふける雨季の夜明けである。(さてはて・・)

 

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