最近、異様に蚊(モスキート)が多い。やっぱり、このジメジメと終らない雨季のせいなのか?とはいえ、僕も、タイはパタヤに住んで、もう長い・・。そして、最もモスキートが好むと言われるO型の血液ゆえに、僕にとってのヤツラは、周りの人たち以上に、にっくき敵対者なのである。ヤツラが部屋に侵入してくる時間帯、、隠れているであろう潜伏場所。そして、スプレーを巻かれた際の、ヤツラの逃亡パターンも一応は熟知しているつもりだ。
それでも、やられてしまう。そして、最近では、害虫スプレーですらあまり役にたたない・・。やはり、野生の生き物は、その環境とめまぐるしく行われる繁殖活動により、常に、新化していることが考えられるのである。しかし、やられるだけでは、もちろん腹が立つ。そして、人間も元々は、野生動物。というわけで、今では、皮膚への微妙な違和感で、蚊の存在を感じ取れるようになってきた。僕の身体も、その防衛本能により、おそらくプチ新化を繰り返しているのであろう・・。
と、、これまでは、のん気に僕の血液を堪能するヤツには、、張り手一発で成敗!!ってな機会が多く見られたわけだが、最近のモスキートは、どうも甘噛み派が多いように感じる。甘噛み派?そう、子犬や子猫がやる、あの甘噛み(あまがみ)である・・。いや、でも蚊は刺しているわけだから、甘刺し派?ま、どっちでもいいが、とにかく、最近のヤツラといえば、一つの箇所をじっくり堪能派!ではなく、いろんな箇所を、こそこそとバレナイように刺しまくる、こそこそ甘噛み派!なのである。(い、いったい、、何の話なんだ?汗)
というのも、明らかに刺された箇所と、成敗した量が、合わない場合が多い。また、寝ている時にやられる場合は、刺された箇所も少なくひどく腫れることが多いが、起きているとき(神経が作動しているとき)は、いろんな所をちょこちょこやられて、あまり腫れない場合が多い。成敗した際、手に付着する血の量からも、それは、容易に想像できる。ほぼ間違いなく、最近のタイのモスキートは、甘噛み派なのである。(多分)
む、、むかつく・・汗)。
でも、おいおいこっちも負けてはいられない。人間が開発した商品も負けてしまうのが、悲しい現実だが、人間には頭脳があるのである。というわけで、蚊の存在を感じた時は、まず、机の下、ベットの下、ソファの裏などとにかくヤツラが潜みそうな場所に、スプレーをぶちまける。そして、後は、心を無にして、己の眼球を広域フィルターに切り替える。ボーと見るわけである。もちろん、その際、動いてはいけない。自分の身体をエサに、ヤツラがまたやってくるのをひたすら待つわけである。すると、、すぐに、ヤツラは顔を出し始める。微動だにせず、目だけでヤツラの動きを予測する。
そして、、、「バチーン!!」と電光石火の一閃!!見事、頭の上で、真剣白刃取りのごとく、気持ちのいい柏手が久々に決まったので、このブログを、思わず書いてしまった・・といういきさつである。(ま、どーでもいい話です)※ちなみに真剣白蚊取りとは→白々しい蚊を真剣にやっつけたときの爽快感を意味する。