■6/21(日)~22(月) ラオス北部―ルアンパバーン
ようやく落ち着いたところで、今日から丸二日間は、じっくり街をプラついてみよう・・ということに。地球の歩き方によると、ルアンパバーンは、街自体が世界遺産に登録されているとのこと。というわけで、レンタルバイクでもしてと思ったが、いやいや初めてのルアンパバーン。今回の旅では、街周辺のみをプラプラ散歩して、雰囲気だけでも楽しもうということになった。街全体が世界遺産、たった二日で全てを見て回ろうなんて、おこがましい考えなのである・・。
散歩に疲れたら、メコン川沿いでカフェ、街角でカフェ。とにかく散歩⇔カフェを繰り返してみる。街中には、当然のことのように、寺院がそこかしこに点在している。僧侶が練り歩く姿も、その辺で頻繁に見受けられる光景だ。のどかな空間から、ふと聞こえてくる民謡の調べに足を向けてみると、タイよりも更にテンポを落とした穏やかなラオス舞踊に出会うことになる。
そんなわけだから、人々もいたって、のんびり穏やか最上級。そんなにのん気で大丈夫?っていうぐらいの加減。ああ、まさに、癒しの国ラオス。そして、「ラオスの京都」という呼称は、ほぼ間違いないよ、ルアンパバーン。そんな感じで、ゆっくり二日間くつろげぐこととなった。
雄大なメコン川を臨む景観、世界的にも有名な数多くの寺院、そして、ヨーロッパを彷彿させる閑静な街並み。カフェ、レストラン、ホテル、ゲストハウスと全てにおいて優しい木造りの建物群。夜の街は、暖灯の柔らかな光に包まれる幻想的シルエット。おまけにナイトマーケットと見所は満載だ・・・。うむ、旅の最終地にふさわしい、想像していた以上の街であった。というわけで、最後に一句・・・またかよ)。「ラオスこと(古都) ルアンパバーンに メコン川」。