ソンクラーン(タイ正月)前の一掃作戦だったのか、それとも偶発した事件だったのか。軍による強制排除も失敗(?)に終わり、まだまだ赤黒色なバンコクの混迷は続きそうだが、一方、パタヤといえば、赤色の服を着て外出しても全く問題ないぐらい、のどかな面持ち。過激すぎる行動(状況)をテレビ報道で見て、「僕(私)はマイキアオだから(関係ない)・・」と事態を冷ややかに見守るタイ国民が大半を占めている感じだろう。(多分)ま、それでも、奥さんのポー(父親)とピーサオ(姉貴)は、依然、赤色応援派のようで、軍団に加盟(集会参加)するための署名もしているらしい。(ヤ、ヤバイ・・冷汗)
いったいなぜ?ポー(父親)は、常に平和志向な仏教徒だったはずである。と、実はよくよく聞くと、現在、ポーが働いている会社の社長さんが赤色応援派とのことで、社員は、集会参加など半ば強要(?)されているらしい。この辺が微笑みの国の裏素顔。ピーサオ(姉貴)は、どう見ても、某タクシンお得意の「国際派/自由主義」といった口頭戦術に傾倒し躍らされているくちだ。そして、某タクシンは、いわずと知れた元警察官僚であるため、奥さんの友達(警察官の妻)も当然赤色派閥とのことで、何か、最近、近くで赤色赤色・・とホントにうんざりしてくる。「結局さぁ、赤色好きは皆、仏教徒の欠片もない現金なヤツラばかりだよ・・」と呟いてみると、「その通りだ・・笑)」と奥さんはケタケタ受けていたが、ま、それに輪をかけて、このウダるような暑さである。まじ、、うんざり・・。(最悪)
そして、今回、悲しくも銃撃戦の被害者となられた日本人カメラマンの方。しかし、これがきっかけで、事態は緩やかながら収束へと向かっていくのかもしれない。日本のマスコミもしばらく過剰反応するはずだ。日本政府(外務省)も黙ってはいまい。更に、その他のアジア諸国、そして、世界警察(自称)のアメリカ辺りも介入してきて、結局、「現政府解体」か「赤色軍団解散」かのどちらか大人の対応がなされるのでは。うーむ、、でも、最終的には、やはり某タクシンなのだ。最近ではアラブとカンボジア辺りしか亡命先(受け入れ先)がない彼であるが、、プレミアのマンC売買時にアラブ系との強力なコネを作っているとしたら、まだまだ事態は厄介なのかもしれない。(マンCの現オーナーはアラブ系)いや、それより前に彼には、強力な華僑ネットワークがあるだろうし。ふむ・・。
とにもかくにも、南国タイに赤色は似合わない。もう、暑苦し過ぎるのである。そして、彼らが黄色(キング色)と交われば、それはオレンジ色になる。仏教徒ならばオレンジ色だろう?それが仏教国タイランドだろう?いかなる理由があろうとも戦をやって、「天使の都」とは名乗れない。