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ぞくぞく増える格安航空便!

投稿日:2011年2月17日 更新日:

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日本の大手旅行会社HISが、タイのチャーター専門航空会社ビジネスエアー(8B)と業務提携し、「成田⇔バンコク線」を日本初就航!!先ずは、2011年3月15日~5月8日の期間で運行開始。今話題のLCC(ローコストキャリア)をモデルに、片道4.800円の大特価プロモーションチケットを打ち出し2月16日~発売開始したとのことだが、即完売となった模様だ。運行スケジュールは【往路】成田11:30―バンコク16:30 【復路】バンコク23:30―成田07:30 (予定)とのこと。(ちなみに通常価格は40.000円前後とのことなので、時期によっては多少安いカモという程度か)
【HIS】―ビジネスエアーで行くタイ

ま、とは言え、近年、格安航空会社(LCC)の先陣をひた走るエアアジア(マレーシアの航空会社)に追随する試みであり、さすがHISようやくやってくれたな!という印象でもある。というのも、巷では急速にオンライン化(インターネット予約)が広まるにつれ、特にエアアジアのような海外航空会社が数ヶ国語対応の自社サイトを持ち、随時プロモーションチケットを発券~直接顧客に販売するという形が見え始めてきたが、そうなると、旅行代理店の入り込む隙間は今後、益々なくなっていくだろう。(供給の細分化&グローバル化とでも言うべきか・・)

だが、日本の航空事情といえば、何かと規制やら既得権益といった業界の掟(鉄則?)があり、新興の海外航空会社が参入(日本就航)できるような事態など簡単には起こらないのも事実。そして、羽田の国際化やアジア勢力の台頭によって、ようやくその門戸が徐々に開きつつあるが、関空、中部、福岡とハブ化に有効であろう空港も幾つか考えられる。ただ、就航を受け入れるスペースを開拓する事業展開力(地方政治力)、引いては、業界のルール(航空事業法)といった厄介な代物がそれを邪魔し実現化を困難にしてしまうのだ。だが、周りの現実を冷静に眺めれば、やはり、日本は世界に比べると数歩遅れているような気がする。(総じて保守的)

だからこそ、「日本の旅行会社が、海外の格安航空会社とタッグを組む!」。これぞ、まさに、その架け橋とも言うべき新しい隙間事業(ビジネスモデル)を開拓したと言っても過言ではない。HISの会長である澤田秀雄氏は、元バックパッカー上がりで、バブル時期に格安旅行会社から一代で大手へと事業拡大させた時代の寵児。その後、国内線のスカイマークエアラインを設立、海外ホテル事業(オーストラリア)も展開しているヤリ手ベンチャー起業家でもある。となると、近い将来、HISが自前の国際便を飛ばす日もあり得る話なのである。(多分)

さて、そして、ようやく全日空(NH)も、香港のファーイースタン投資グループとの共同出資である格安航空(LCC)事業の「A&F・Aviation」を2月10日付けで設立したとのこと。(いい傾向♪)最近の若者は「旅行離れ世代」なんてことも言われているが、今年はその転機、海外旅行の概念そのものが大きく変革して行きそうな気配ではある。ふむ、今後の動向を楽しみに注目してみよう。

【トラベルビジョン】―全日空LCC、圧倒的低運賃で需要開拓へ

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