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アジアと男と置屋村―それでも探し求めるオトコ

投稿日:2004年1月20日 更新日:

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その男の名はナカダ(仮名/40歳半ば)。彼はアジアを放浪する自由人である。アジアの生娘たちをマタにかける旅人である。そして、彼の大好物。彼がこよなく愛し、求め続けるものは、アジア各地の置屋村である。彼はディープなアジア通から「生のナカダ氏」の異名で呼ばれるプロの置屋人(おきやびと)である。

【置屋(おきや)】―インターネット辞書で検索すると、以下のような答えが返ってくる。~「芸者や遊女などを抱えていて、求めに応じて茶屋・料亭などに差し向けることを業とする店。→揚屋(あげや)」 日本の歴史を遡ること、江戸時代。武士や高官、金持ち商人などが、花街などと呼ばれた遊郭(夜の盛り場)へと足繁く通い、遊女と戯れていたのは、つとに有名な話。

そして、そんな古きよき時代の男たちの色事情。色恋沙汰とか、好色だとかいったような類の言葉は、今の日本の世の中では、もう聞くことは出来ない。「ピンサロ」、「ピンパブ」、「ソープ」に「抜きキャバ」。「花びら大回転」だとか、「即出し30分大特価」だとかいった、、安っぽく業務的な看板広告と、それに不相応の派手で華やかなネオン群。しゃかりきな呼び込みの中年オッサンや、軽い会話術でその気にさせる黒服のおニーチャンたち。そこには、情緒のかけらもない。

そして、そんな現代に生き残る、プロの置屋人(おきやびと)ナカダ氏。彼は、やるだけ、抜くだけ以上の何かを常に求め続ける「色好み」の種の人間、古きよき時代の助べえ(生き証人)さんなのである。ダークなアジアのエロを追求する人々たちにとっての「置屋」とは、一般的に「その場(店)で、手軽に安く●●してくれて、××できるところ」。ま、簡単に言えばヤリ部屋があって、ショートタイムが出来れば、それは総じて「置屋」と呼ばれる風潮にある。そして、ナカダ氏はそんな様々な種類の置屋をこよなく愛する。

ある日。ナカダ氏に、その色好みを聞いてみた。「ナカダ氏のタイプは、どうなんですか?」。「僕はねぇ、まだ熟れるか、熟れていないかぐらいが好きでねぇ」。「???」。「果物もねぇ、そのぐらいが一番美味しいんだよね」。「…汗)」。「で、僕はねぇ、小ロリ(ころり)なんだよね」。「何なんですか??その小ロリっていうのは?」。

「僕たちロリにはねぇ、大ロリ(おおろり)、小ロリ(ころり)、微ロリ(びろり)といてねぇ」。「…汗汗)」。おそるべし!はロリ男たちの色事情。彼らに選ばれるアジアの果実たちは、まず、その厳しい年齢制限の審査をクリアすることから始まるのである…汗)。

ナカダ氏の旅は、インターネットの情報とアジアマップ(地図)を広げることから始まる。彼の男性自身の矛先は、常にアジア各地へとアンテナを張り巡らしてあるため、彼はヒマと金さえあれば、すぐに格安チケットを予約する。そして、アジアへと旅立っていく。

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ある日、彼はベトナムへと飛んだ。行き先は、彼が10数年に渡り、通い続けている「幻の岬」と呼ばれる場所だ。インターネットでも、その情報量は少なく、知る人ぞ知る、通(つう)の置屋人たちにとっては、まさに、安息の地・的な存在の場所である。「なぜ、そこは幻なんですか?」ナカダ氏に聞いてみた。

「うーん、君、いい質問だねぇ。幻というからには、実態がないわけだよ…ふっふっふ…(不敵な笑い)」。「…汗)」。ナカダ氏の説明によれば、こうだ。そこは一般の人も訪れる普通の観光地。だが、とあるホテルの前に行くと、客引きのオッサンがいて、現地人~助べえ目的できた世界各国の男たちにとっての、エロ水先案内人となっている、とのことらしい。

ホテルの2Fに案内されると、そこは、もう、どこからどう見ても、普通のカフェー店。が、窓際の席につき、まずはカフェーを頼み一息。で、しばし、まずいコーヒーをすすっていると。窓の外には、彼ら置屋人に向けての光景(品評会)が開始するのである。自転車に乗ったベトナムの果実たちが、少人数体制(5人編成)で右から左へと走り過ぎる。

民族衣装アオザイを着た果実たち。整然と列をなし、目の前を何度となく、たんたんとした往復作業、サイクリング品評会を繰り返す。なんでも総勢60~90名ほどのプロ・アマが在籍しているらしい…汗)。で、そこから気に入った果実ちゃんを指名し、その後、ホテルの部屋で××という流れなのだそうだ。

ナカダ氏曰く、「これはねぇ、本当に壮大な眺めだよ。水族館で、魚群が右から左に流れていくのを眺めるよねぇ。あの感じに似てるよねぇ。で、それが、アオザイの果実ちゃんたちだからねぇ」とのこと。が、恐るべし!は、アジアの需要と供給のシステムのみである…汗)。

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また、ある日。彼はミャンマーに飛んだ。ミャンマーはアジアの中では「春を売ること」にうるさい国らしいが、ナカダ氏はそんなことではめげない。とある地方に到着した彼は、その辺のバイタクを捕まえ、さっそく現地の果実情報を探索し始めた。そして、一般人種とは違う、ただならぬ「色好み」の匂いを発するナカダ氏を感じ取り、バイタクが彼を案内した先とは。木造のほったて小屋が並ぶ集落。そこはどこからどう見ても、ただの村であった。そして、時は夜もすっかり更けた頃合。状況的には暗闇と少しの灯りだけの集落。うっそうとした、なにか危険な香りも感じる雰囲気である。

が、天性の置屋人、ナカダ氏は、常人には理解できない性質を持ち合わせている。蛾が光に集まる習性を持つかのごとく、ナカダ氏の本能は、とにかくそんな状況下でも村という状況にのみ反応する。ナカダ氏は笑う。「村でムラムラとでも言おうか。とにかく、そういう危険な匂いがたまらないんだよねぇ」。

「…汗)。で、そんな集落の場所で、いったい、どういうシステムなんですか?」。「ここは面白かったよ。まずねぇ、ほったて小屋の裏からねぇ、果実ちゃんが一人一人顔を出すわけだよ。で、それを仲介人が、懐中電灯でサーチライトのように照らしてくれて、そこから、選別していくんだよね」。

「で、そんな所に、他にも同じように買いに来ている客はいるんですか?」。「僕以外は、ほとんど現地人の男たちだよねぇ、で、皆でワイワイ、セリ市のようにねぇ、お気に入りの果実ちゃんをセリ落としていくわけだよ、ふっふっふ…(不敵な笑い)」。「な、なぜ、そこまでして…汗)」。が、恐るべし!は、アジアの需要と供給のシステムのみである。

ナカダ氏の話は、止まらない。「あとねぇ、ディスコもいいよ」。「ああ、それはよく見かける光景ですよね。プロの女たちがいるんでしょ」。「いやいや、ディスコの中じゃないんだよ」。「へっ??」。

「ディスコの裏の駐車場なんだよねぇ。で、一般の車と一緒に、専門の車が並んでいてね。後部座席には、果実たちが7~8人ぐらい。ギュウギュウ詰めに積み込まれているわけだよ。それも、また懐中電灯で照らし出してね、選んでテイクアウトするんだよねぇ」。「…汗)」。いったい、彼をそこまで駆り立て、突き動かすものは何なのだろうか。おそらく、そこにあるのはあくなき探求心のみ。「生のナカダ氏」。彼は間違いなく、平成の色好み、置屋人の中の置屋人(おきやびと)である。

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それでも、彼の旅は終わらない。最近、彼はタイ東北~北部地方の探索に出かけてきたらしい。今回は数年来の性友(戦友)、置屋人仲間のサカナさん(仮名/40歳半ば)との男二人の村巡りツアー。車をレンタルし、1週間をかけて、総距離4.000㌔というダカール・ラリーも顔負けの、とんでもない走行を成し遂げ、同じく性交も成し遂げてきた(らしい)。

旅をする上での基本(ポイント)は己の嗅覚のみ。都市~田舎~町~村まで、地図を片手に、とにかく、どこへでもどこまでも走りまくる。で、小高い丘陵地を見つけると、まずはそこへ上り、街を一望。そこから怪しい区域を見定めるとのこと。まったくもって本能の成せる技である。

そして、その土地のモトサイ(バイタク)に聞けば、だいたいのエロ事情は分かるものだ。そんなこんなで、連日連夜に渡る、置屋村巡りツアーを遂行してきた置屋人二人は、ある日、とある地方、カンボジアとの国境地にやってきた。タイ側のボーダー近くの街に到着したのは夜も9時過ぎ。そして、彼らが狙うターゲットはカンボジア側にある村である。

「んっ??夜は入管も閉まっているので、向こう側の国には入れないのでは?」と余計な質問を浴びせたくなるが、アジアの国境地ほどあやふやな場所はない。もちろん、タイ側の出口には夜警が24時間体制で密入国者を見張っているわけだが、こういうところでは悪魔のワイロシステムが成り立っているのが常であり、アジアを渡り歩いてきた二人も、そんなことは百も承知。タイ側、カンボジア側で、各100Bずつを支払うと、誰が勝手に作ったのか、数時間のフリーパスチケットを獲得した。汗)

「ハードな旅だったんですね。で、満足度のほうはどうだったんですか?」。「うーん、今回は1週間の旅で、だいたい毎日、一発二人平均だったから、まぁまぁかな」。「一発二人?毎日、二人選んで、そのうち一発ってことですか?」。「いやいや、二人ともやってるけど、そのうち、いったのが一回ってことだよねぇ」。「二人とも、やってるわけじゃん・・・汗)」。

置屋人ナカダ氏にとっての置屋三原則がある。

①フレッシュな果実であること
②フレッシュな状態であること(その日、自分が初めての男かどうか)
③そしてナマであること

その男の名はナカダ。プロの置屋人であり、自由人である。彼の生き方(人生観)を否定したり、止めたりすることは、誰にも出来ない。なぜなら、彼の思考レベルは、そんじょそこらの助べえさん(色好み)とは違い、性人(聖人)の域に達しているからである。色好み、悪く言えば、ただの助べえ。(よく言えばプレイボーイのことである)ただ、古きよき時代の色好みとは粋だとかいった意味合いも含んでいたに違いない。

そして、現代の日本が生んだ、平成の色好み、ナカダ氏。彼の行動を粋だとは決して思いたくはない。ただ、本能のまま、欲望のままに、究極の探索を続ける彼を見て、活き活きとした人生(性)を送っていることだけは、間違いないと感じるのも確かである。

トレジャーハンターを自負するナカダ氏のアジア村探索はつづく。幻の地、そして、秘宝を探し求めて、彼の人生(性)ロードが果てることはない…。(多分)

 

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