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【タイ世界遺産】アユタヤのんびりショートステイの旅―VO.4

投稿日:2018年12月9日 更新日:

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●2018年3月某日<4日日>アユタヤ市内をプラプラ散策

朝8時頃、起床。たっぷり10時間以上睡眠が取れたので体調はすこぶる回復した。午前中は部屋で娘のKと遊びながらダラダラ過ごし、ようやく正午過ぎからお出かけタイム。相変わらず陽射しが強い、体感で30~35度は平気でありそうな熱気である。ギラギラ照りつく太陽の下、のんびりバイクを走らせ、先ずはアユタヤ鉄道駅へ。さっそく明日にでも隣県のロッブリーに出かけようと計画したからである。

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駅構内にあるアユタヤ発着の時刻表をチェック。ロッブリーはアユタヤから北部方面へ数駅ほど行ったところにある。午前中のダイヤルを確認してみると、アユタヤ発は【RAP(急行)】8:38、【EXP.SP.ORD(準急)】9:48、【ORD(普通)】11:28 あたりが良さそうだ。娘のKは初めての電車旅に喜び興奮した様子で、駅構内を無邪気に駆け回っていた。
【タイ国鉄】時刻表/路線図

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それから午後は、とりあえず鉄道駅を出発して、アユタヤの街中をバイクで適当に走ってみることにした。アユタヤ駅を出て、線路沿いを北の方角へのんびり進んでいくと、ゲストハウスや中級ホテルが数軒ぽつぽつと建ち並び、すぐに住居エリアに変わった。程なくすると、巨大な三面顔の仏像が目に入った。近代的な造りの寺院であるが、思わずバイクを止めてしまったので立ち寄ってみる。

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観光客や参拝客の姿は皆無である。週末のせいだろうか。敷地内を一通りうろつき、建物内を覘いたり、デジカメで写真を撮ったりして10分ほどで退散。一応ながら仏教愛好家の僕は、こういう地元民が訪れているだろう普通のワット(寺院)も案外好きなのである。

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地元民のための相談部屋。建物内には和尚らしき僧侶が胡座をかいて、何やら難しそうな経典を読みふけっていた。タイならでは、曜日別の仏像が安置されている。(→タイの曜日仏陀・あなたの誕生曜日は?

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高さ10メートル近くはあるだろうか。三面の顔を持った珍しいタイプの巨大仏像である。色鮮やかで美しいシルエット。遠くから眺めると優しく包み込むような穏やかな表情。一方、真下から拝むように仰ぎ見上げると、よりいっそう力強く勇ましいフォルムに見える。見る角度によって様々な表情を見せる仏像の細工。それをまじまじ眺めるのが、僕なりのワット(寺院)での楽しみ方の一つでもある。

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巨大な仏像の足元にはラーフー神(プラ・ラーフー)の仏像が置かれていた。「ナモタサー、パカワトー、アラハトー、サンマー、サンプッタサー・・・×3回」とお祈りの言葉と、ポー(父親)に教わった秘密の呪文を念じて、胸元に下げたプラクルアンを数珠のように両手でもみもみ握り締める。いつも以上に厳かに礼拝してから、カメラに収める。

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このラーフーとやらは僕にとって、ある時期を境にいわくつきの仏像(神様)になった。それは僕がパタヤに住んでいた時のことだ。2015年に初めて訪れて以来、何度か足を運んでいるワット・バングラムンという寺院がある。そこにいる和尚が占星術、姓名鑑定(改名)で有名な人物で、僕はその和尚からラーフーの話を初めて聞いた。その寺院にもラーフーの仏像があり、和尚はとりわけ僕と嫁の二人に対して、ラーフーに入る時期には、ぜひ寺院に足を運んで儀式に参加しなさいと奨励された。

というのも、誕生曜日を重要視するタイ人だけに、僕と嫁の誕生曜日にまつわる重要な秘密(関係性)が、このラーフーに隠されていたのである。(というか、それまで僕が知らなかっただけであるが…)また、その寺院を訪れた時が2015年か2016年あたりのちょうどラーフーに入る時期でもあったのだ。ていうか、そのラーフーってのはいったい何なんだ?和尚が話した内容を再度、嫁から詳しく説明してもらい、ネットでも色々調べてみる。どうやらラーフーは僕にとっても、そして僕ら夫婦にとっても要注意な神様だと言えそうだった。

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ラーフーの仏像はたいてい黒ずんだ色か黒色で、丸い球のようなものを口にくわえている。いや、飲み込もうとしているのか、吐き出そうとしているのか。初めてまじまじと観察した時はよく分からなかったが、それは神様というより、とにかく閻魔大王のような毒々しい印象を受けた。そもそもインド占星術や東南アジア諸国において、ラーフーは魔族として扱われ、月食、日食を起こす不吉なものとして捉えられているようだ。

とはいえ、タイの寺院ではラーフー神(プラ・ラーフー)として適切に祀ることで、チョクディー(幸運)を授かろうと人々から崇められる存在でもある。ラーフーの時期(月食、日食)には特別の儀式が行われ、タイ人はラーフーの好物だとされる黒い食べ物や黒い花など7つの黒いお供え物を用意して参拝に赴くようだ。(結局、僕は儀式には参加せず、嫁に代表して行ってもらうことになった…)そして、肝心な僕と嫁の誕生曜日に関して言えば、僕は月曜日生まれだから”月”、嫁は日曜日で”太陽”がシンボルなのであるが、まさに月食、日食という言葉だけに、僕らはラーフーから食われる立場なのであった。

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昔々の物語をネットで調べてみると、その事実がよく分かった。そもそもラーフーとはインド神話に出てくる神様の一人で、タイでは不吉な曜日とも言われる水曜日(夜)の神様。4本の腕と1本の尾を持つアスラ(阿修羅/悪神)、タイ語ではアスーンともいう。それにもともと仏陀とは敵対する凶兆の神様であるらしい。また、日曜神(アティット)と月曜神(チャン)と共に生まれた末っ子でもあるらしい。日曜の嫁と月曜の僕からすれば、悪さをしでかす子供とか末っ子の兄弟といった感じか。

ある日、ラーフーはヴィシュヌ神が持っていた不老不死の霊薬(アマリタ)をこっそり飲んでしまった。それを見た日曜神(アティット)、月曜神(チャン)はヴィシュヌ神に密告した。激怒したヴィシュヌ神は、チャクラ(八つ裂き光輪)を投げて、ラーフーの胴体を真っ二つに切断した。しかし、アマリタを飲んでいるラーフーはすでに不死になっており、ラーフーはそのまま天に昇り、アスラ(悪神)となった。そして、密告した日曜神と月曜神を恨み、飲み込んで食おうとしているのだ。それが日食であり、月食である。

だから、月曜の僕にとっては特にラーフー(月食)の時期になるとパワー(運気)を食われて、災難とか事故とか起こりやすいからご用心!みたいな、日本でいうところの厄払いみたいな雰囲気なのである。そういうわけで、長々と解説してしまったが、ふと思い返せばこれまで訪れた様々な寺院で、僕はこのラーフーに出会っていた。それからというもの、僕はラーフーが悪さしないようにと、ラーフーを見かける機会があれば、いつも以上に念入りにお祈りするようになった次第である。

【参照】ラーフー神について詳しく説明しているブログ

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●古都アユタヤの地元民スポット♪ラマ9世の記念公園

さてさて、次に向かったのは、嫁のお勧めスポットであるラマ9世の記念公園。毎日、夕方過ぎになると、地元民たちが集い、夕涼みにジョギング、サイクリングにエクササイズなど、多目的広場として利用されているようだ。まだ、日が高い時間のせいか、人の気配は全くなく、僕らだけで貸しきっているような状況である。敷地内をぐるり周回するサイクリングコースがあり、道路もきれいに整備されている。というわけで、バイクでのんびり走行しながら、敷地内を散策スタート♪

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広大な敷地内には、池がありスワンボートも窺える。随所にくつろげそうな休憩所が点在しており、まさに子供連れ、家族向けの地元民のための公園といった様相である。

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巨大な寝釈迦像。「ナモタサー、パカワトー、アラハトー、サンマー、サンプッタサー・・・×3回」

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タイ人同様、僕も敬愛するラマ9世(プミポン国王)は月曜日生まれである。僕も同じ月曜日生まれなので、更にその敬愛度も増すわけであるが、こちらは月曜日の巨大立像。右手を上げているように見えるのが特徴で、これは飢餓(日照り)を制止している姿という意味がある。(→タイの曜日仏陀・仏像

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といった感じで、のんびり公園内を散策しながらくつろぐ。小一時間ほど滞在して退散・・・。

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次はどこへ向かおうかと適当にバイクを走らせていると、ドリアンの屋台を発見。すぐに嫁が興味を示し、購入。僕はドリアンが大嫌いである。その強烈な臭いも、気持ち悪い食感も、微妙な味わいも全てが大嫌いである。しかし、うちの嫁はドリアンが大好物なので、毎年、旬の時期である雨季が始まる頃合になると、家の冷蔵庫内はドリアンの強烈な臭いで埋め尽くされることになる。よくあんな毒々しいフルーツをバクバク食えるもんだと日本人の僕は感心するばかりであるが、娘のKもどうやらママに似てドリアン好きになってしまったようだ。

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再びバイクを走らせ、目に入ったスカイショッピングモールに立ち寄る。OTOP系(タイの一村一品運動)のお土産屋が入っており、うろつき眺める。僕がこの手の売り場で決まって購入するのが、タイハーブで作られたタイガーバームみたいな黄色い液体が入った小瓶である。これは僕がタイ人同様、日常的に愛用しているもので、頭をシャキッとさせたい時にはヤードムのように鼻先につけて吸いこんだり、頭痛を感じる時はこめかみに塗る。肩がこった時は首肩周りをマッサージするように塗りこみ、蚊や蟻などの虫さされの際にも利用する万能薬みたいなものである。そんなわけで1本100~200バーツ程度の小瓶を2、3個見繕い購入。施設内に入っていたMKスキで夕食を食べる。それから一旦、帰宅・・・。

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●夜は祭りに出かけて縁日気分♪ムエタイイベント

夜は近くで何やらイベント(祭り)が催されるというので再び外出することになった。日が沈み、タバコを燻らせながら、オンボロアパートのベランダからアユタヤの街並みを眺めていると、夜空の向こうにレーザー光線などの明かりがほんのり窺えた。花火が上がり始めた20時頃、ようやく僕らは祭りへと繰り出した。嫁のナビに従い、ワット・ヤイチャイモンコンから、程なく行ったところにあるイベント会場に到着。

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ここも遺跡のようだ。すぐ横にグラウンドのような広大な施設がある。この日は土曜日の夜。というわけで、何やら公共の施設で祭りが催されているのだろう。タイならでは、駐車スペース付近になると半ば無秩序状態のバイクの群れ、人々のさざめき、通りには屋台が並び、色とりどりの蛍光灯で(チープだが)鮮やかな装飾が施されている。メインのイベントはどうやらムエタイの試合であった。人波に従うように歩を進めると、警察から簡単なボディーチェックを受けて試合会場内へ。もちろん無料である。

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TOP KING BOXING - WORLD SERIES 2018 in AYUTTHAYA

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ものの10数分見たところで、娘が飽きてしまったので退散・・・。敷地内をプラプラうろつき、屋台で買い食い。娘のKは大好物のアイスキャンディー屋台を見つけると、一直線に駆け寄っていく。1本5バーツほどの安価なもので、鉄製の円筒に市販のジュースを注入して凍らせただけの、日本でいう昔ながらのアイスキャンディーである。その細長い円筒がたくさん並んだ特製のアイス製造機を、屋台のオバサンが両手でつかんでシャキシャキ音を立てながら上下左右に振り回している。Kはそれを待ちきれない様子でじっと眺め続ける。アイス製造機の下には氷と塩が入っており、単純な製法ながら、簡単にアイス棒ができあがる。やがて待ちきれずにKが手にとって選んだアイスキャンディーは、Kが一口食べると、すぐに棒を離れて地面に落ちてしまい、結局、それを見たオバサンが無料で2本目をくれる次第であった。それからKの気の向くままに、子供用のトランポリンで遊ばせる。パパは写真を撮り、それを微笑ましく眺めるだけである。さて、明日はロッブリーへの日帰り旅だ。簡単な荷造りを終えると、24時頃、就寝した・・・ZZZ

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