バンコク大手資本の参入!総合デパートメント、大型リゾート計画。ホテル、コンドミニアム建設ラッシュ。と、最近のパタヤの昼の顔は、いけいけドンドン、バブリーシティーな面持ちである。と、一方、夜の顔も、実はそれに負けず劣らず、ひっそり、かつ、こっそりと発展の一途をたどっているわけである。(よっ!さすがはB級リゾート) いろんな趣味、趣向の店が乱立し、集客競争激化の上昇ラインを描き続ける夜のパタヤ。
昼の顔が、健全な高級リゾート地を目指し、求めているであろうにもかかわらず、とにかく派手に、そして、セクシーにマニアックで。でも、エンターティメントも盛り込んでといったような、人間の本能やエロティシズムをくすぐる、究極の大人のディズニーランドへと変貌し続けている。
最近のパタヤの夜の顔は、もう何でもありだ。流行りは、コヨーテ娘。GOGOバーでも、ディスコでも、パブでも、とにかくどこでも、コヨーテがいる。ま、簡単に言えば、綺麗どころのネーチャンを揃え、見た目とダンスで客を引こうという作戦。また、連れ出しが出来る所は、一般のダンサーなどと、オフ料金に価格差をつけている。(商売ウマイね)
スポーツ好きには、ライブ映像を大型スクリーンで流すスポーツパブがある。音楽好きには、生バンドを入れたパブレストランがある。ダンスに行きたいカップルには、ヒップホップ、テクノと音響に凝ったディスコがある。ナンパしたい独身男には、、フリーの売春婦が集まるディスコがある。ホモのためにはGOGOボーイ。SMクラブ、会員制クラブ、もう何でもありだ。
この前、あるソイで面白い光景を見かけた。体重100kg超の太っちょファラン女性ヨーロッパ系、推定年齢30歳、見た目ブサイクが、自分より身長が10cmほど低い、細身系タイ人男(推定体重差1/2)、色黒現地系と歩いていた。二人が向かった先はホテルを出た場所にたむろしているモトサイ。それぞれが一台づつモトサイに乗り(巨漢白人ネーチャン、後ろのシートからケツ肉はみ出しまくり・・汗)、どこかへと二人は走り去った。
間違いなく巨漢白人ネーチャンは男を買ったな・・と思った僕は、苦笑いをする仲間のモトサイに事情を聞いてみた。どうやら、デブ白人ネーチャンはここのモトサイの常連らしい・・汗)。で、向かった先はもちボーイズタウン♪こんな斬新で見るものにインパクトを与える同伴現場は、世界中探してもめったにお目にかかれる光景ではない・・苦笑)。
最近のGOGOバーもすごい凝りようだ。セクシーダンスショーや、レズビアンショー、民族ダンスに、蝋燭プレーなんて、もう一昔前の話。有名店エンジェルウィッチに代表されるようにSMショー、ムチプレーなどなどと様々な趣向のショーが連夜、綿密なスケジュールの元、繰り返されては定期的にリニューアルされ進化し続けている。
そんな中、妙に気になるのが、アワ風呂と、クサリと、簡易SMムチというニューアライバル・コンセプト。どうやら、最近の流行らしい。タイ人は他の店が何か面白いアイデアを始めると即行でマネをする・・苦笑)。というわけで、簡易的なバスタブをセットし、ネーチャン数人、裸でアワアワ水浸しスペースを新たに設置。
天井からは吊り革のようなクサリを新たに設置、で、もち♪セクシーダンス用。ソファーやカウンターの上では、裸のネーチャン同士が安物の手製チューブでSMプレイごっこ。なぜか楽しそうにはしゃぎながら、お互いを簡易ムチでシバきあっている・・汗)。そして、ビール片手にそこに群がるファラン(欧米人)オヤジ。恍惚の面持ちで裸のネーチャンのケツとかマ●コをムチでシバいて、喜んでチップを弾んでいる。200Bでムチを購入し、おみや(お土産)しているアホアホなおっさんまでいる。
これは、間違いなく酒池肉林というやつでしょう。集客競争は安くてうまいではないが、他店にはないオリジナル性だとか、その店の魅力を高めることで制することが出来る。(多分)
だが、パタヤの夜の顔はそんな一言では済まされない。人間のストレス、性、本能、欲望、情、しがらみ、快楽、開放・・だとか、ドロドロで、エロエロの、ムカムカだけど、ノリノリ!みたいな、わけのわからないような弾け方を提供してくれるパラレルワールドへの入り口みたいなものなのである。(意味不明か・・)
パタ夜 狂想曲は今宵も鳴り止むことを知らない・・。