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【タイ世界遺産】アユタヤのんびりショートステイの旅 VO.7―ぐるり一周アユタヤリバーサイド

投稿日:2018年12月21日 更新日:

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●2018年3月某日<6日日>ぐるり一周アユタヤリバーサイド

本日も快晴、相変わらずの猛暑日和である。この日は嫁の提案で、アユタヤの川沿いをぐるり一周バイクで走ってみることにした。地図を見ても分かる通り、多くの遺跡が点在するアユタヤの旧市街は、四方をチャオプラヤー川とその支流で囲まれている。有名な寺院(遺跡)はこれまで何度も訪れたことがあるので、今となってはさほど興味はない。というわけで、地元民がたむろしてそうなリバーサイドの定番スポットを探し求めて、川沿いの内側の通りを反時計周りに巡ってみた。

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アユタヤ散策マップ(Ayutthaya Tourist Map)

午後過ぎ、住まい近くの目印である、仏塔(Pagoda Wat Sam Pluem)からスタート!先ずは橋を渡って、川で囲まれた内側のエリアへ入る。橋の上からパーサック川(Pa Sak River)の眺望。

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さて、旧市街に入ると、ウートン通り(Uthong Rd)を北へ直進。通り沿いは住居やタウンハウス形式の店舗等がのどかに建ち並び、右手に拝めるはずのパーサック川(Pa Sak River)の姿はバイクからは中々うかがえない。しばらく進むと、川向こうに鉄道駅を臨むエリア周辺に出る。ゲストハウスや中級ホテル、レストラン、スーパー、市場、バンコク行きのミニバン(ロットゥー)乗り場などが点在しており、旅行者の拠点地に最適のエリアと言えそうだ。

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じりじりと突き刺す南国の太陽にやられて、とりあえず水分補給とばかりに目に入ったカフェに入ると、そこはアユタヤイミグレーション(Ayutthaya Immigration)の目の前だった。うーむ、もし今後アユタヤで暮らすことにでもなれば、ここにお世話になるのか、などとしみじみ考える…。

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それから程なく進むと、チャンタラカセム宮殿&国立博物館(Chanthara Kasem Palace, National Museum)に到着。分厚い白塗りの外壁に覆われて、宮殿の姿は通りからはよく見えない。(当然か…)

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【CLOSE】月~火(祝日)【OPEN】水~日 9:00AM~4:00PM
【入場料金(外国人)】100バーツ

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宮殿(博物館)の通り向かいに駐車スペースが見えたのでバイクを停める。ようやく川を望めそうな視界が開けたエリアで、ここは夜になると屋台が出て市場になるようだ。ナワン(Na Wang)ナイトマーケット、あるいはフアロー市場と呼ばれているらしい。

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渡し舟(ボート乗り場)~パーサック川(Pa Sak River)向こうには寺院(Wat Mondop)

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アユタヤは川に囲まれている街だけあって、地元民が利用する渡し舟の乗り場や、観光客向けのボートトリップ(リバークルーズ)などの看板がそこかしこに点在している。うーむ、半日ほど船に揺られて、のんびり寺院巡りをするのもアリかもしれない。また、夕方16~18時頃のサンセットタイムにかけて有名な寺院を数箇所巡るボートツアーもあるようだ。ふーむ、猛暑だけにやはり夕暮れ時のほうが良さそうでもある。

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それにしても、アユタヤの長閑な街並みは、バイクでのんびり探索するのに俄然うってつけである。もちろん欧米人旅行者みたいにレンタル自転車でウロウロするのも楽しいことだろう。

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それに、なんだかチェンマイで感じたのと同類の肌感覚。雰囲気、街の佇まい。これぞ古都アユタヤ、世界遺産の街。もちろん有名な遺跡もいいのだが、住居のすぐ隣にちょっとした石造りの寺院跡があったり、大小様々そこかしこに遺跡が点在するレトロな空間がなんとも心地よく、ブッディスト志向で神社仏閣好きの僕としては、この神聖な場所にどうにも住んでみたいという気分になってしまうのである。

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ワット・クンサン(WAT KHUNSAN)

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と、こんな感じで、目に飛び込んでくる古都ならではの景観をキョロキョロ楽しみながら、バイクを止めてはしばし見学を繰り返し、街中を徘徊する…。

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さすが世界遺産というだけあって、広大な敷地の遺跡が幾つも点在し、それはなんだか緑豊かな大きな公園のようで、”遺跡つきの代々木公園”が街中に沢山あるみたいな壮大な雰囲気でもあり、ランニングや散歩好きの人には最高の環境だろうと感じた。うーむ、アユタヤは老後の楽しみにとっておいたほうがいいのかもしれない。

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それから、しばらくして、再び川が見渡せるエリアを見つけて、バイクを停める。

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アユタヤ散策マップでいうと、川で囲まれた四方の左上(北西)、チャオプラヤー川(Chao Phraya River)と支流が交わる辺り。川幅も大きく見応えがある景観。

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と、やはり眺望がよろしいからには人々が集まるというわけで、すぐ隣に地元タイ人で賑わうリバーサイドレストラン(タイ料理)を発見!

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ふと時計を確認すると夕方17時過ぎ。というわけで、休憩がてら軽めの食事タイム。

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好物のムーヤーン(焼き豚)&カオニャオ(もち米)、川魚らしき揚げ物、ヤムタレー(魚介類のスパイシーサラダ)etc.

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チャオプラヤー川の穏やかな流れをぼんやり眺めていると、そのうちアジアの空間にとろり溶け込んでいる自分を感じることになり、その気だるい午後のひと時に思わず恍惚とし、結局、アユタヤ最高!としみじみ感慨にふける次第であった…。

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さてさて、小腹を満たしたところで、再び出発!

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ワット・ウボソット(WAT UBOSOT)

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と、再びプラプラ探索しながら、バイクを走らせ、続いて到着したのが、そこそこ観光客で賑わっている巨大寝釈迦仏。

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●「寝仏の寺」ワット・ロカヤスターラーム

全長28m、高さ5mの巨大寝釈迦仏があるワット・ロカヤ・スターラーム(Wat Lokaya Sutharam)アユタヤ散策マップでいうと左(西)の辺り。アユタヤ中期の遺跡とのことだが、涅槃仏は1956年に復元されたものらしい。頭を北の方角に西を向いて寝ている。ちなみに涅槃仏は釈迦(仏陀)が入滅したときの姿だと言われている。

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北―煩悩を滅して悟りの世界に入る涅槃(ねはん)
東―悟りを求める心である発心(ほっしん)
南―悟りを得るための行為である修行(しゅぎょう)
西―悟りを証明する菩提(ぼだい)

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柔和な表情は、ニヤリ笑っているようにも見えるし、穏やかに微笑んでいるようにも見える。圧倒的な陽(善)のオーラで優しく包み込まれる。

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涅槃仏の裏手は仏教施設だったらしいが、栄枯盛衰。大部分がビルマ軍により破壊され、僅かに姿形を残すばかりである。

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というわけで、10分ほど遺跡内をウロついて、退散…。

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そろそろ夕暮れ時。というわけで、バイクのスピードを幾らか上げて、締めは嫁のオススメのリバーサイドスポットへ。

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●雄大なチャオプラヤー川を望む歴史公園

穏やかな西日を浴びた小ぶりな公園内には、夕涼みしながらくつろぐタイ人の学生たちの姿がある。看板に書いてあった名前はPHOM PHET Historical Park Pier(歴史公園・桟橋)。アユタヤ散策マップでいうと、川で囲まれた四方の右下(南東)、チャオプラヤー川とパーサック川が合流する辺りである。

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ここがアユタヤ市内で川幅が最も大きいエリアなのだろう。雄大な川の流れを180度パノラマで眺めることができる。気分はアユタヤ版プチゴールデン・トライアングル!?

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大型の貨物船、クルーズ船、観光ボート、釣り船などが、のんびりしたスピードで行き交う。

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地図ではPhet(Petch) Fortressと記載されており、その昔は外敵を防ぐための砦(とりで)でもあったようだ。その面影が敷地内の随所に残っている。

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と、こんな感じで、半日かけてアユタヤの川沿いをぐるり一周してみたのだが、定番の観光ツアーでは行ったことがない所ばかりで、なかなか良い按配であった。満足♪

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それから帰りがけに、アユタヤシティパーク(Ayutthaya City Park)に寄って買い物。ここはアユタヤで最大だと思われる?ショッピングモール。ロビンソンとテスコロータスが入っているので、滞在中は重宝した。また、アユタヤ市内を周回するソンテウ(相乗りタクシー)の拠点地にもなっているようだ。(ちなみに昨日、ロッブリーからミニバンを利用してアユタヤに帰還した際の終着地点がここだったので、それから鉄道駅行きのソンテウに乗り込み、駅に停めておいたバイクを取りに行く羽目になった…)

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滞在初日から毎日、アユタヤ市内をバイクで走り回り、ようやく街の概要が掴めてきたところだが、明日からは所用で数日バンコクへ。それからバンコク発のタイ鉄道旅を企てた。とりあえずの目的地はカンチャナブリー。そんなわけで、旅前に暑苦しい頭をすっきりさっぱりさせようと、嫁から教えてもらった住まい近くのバーバー(床屋)で散髪する。うーむ、久々のタイでの散髪。で、すっかりタイ仕様。さてさて、明日バンコクへはのんびり鉄道で行ってみようか、それともミニバンがよかろうか。あれこれ思案に耽りながら、リュックサックとミニスーツケースに一週間分ぐらいの荷造りをして、早めに就寝した…ZZZ

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